昨日2日がかりで編集を行い、難産だったスケッチを出したところでしたが。
今朝起きたらGoogleからこのようなメールが届いておりました。
(要約且つ意訳 by Taiyaki)
アンタの動画を見返したが、ワシらの医療情報ポリシーに反しちょる。じゃけぇ、アンタの動画をYouTubeから消したけぇのぉ。
不服かもしれんが、ここは一つよろしゅう。
ちなみに、ワシらはコロナについてWHOや医療専門家の主張に反する医療誤情報を広める動画は、一切許しちょらんからのぉ。
ったっくもおおおおおお〜〜〜〜〜!!!
最悪の目覚めです。というのも、僕は昨年末YouTubeチャンネルをBANされた苦い記憶があるからです。
あのどっからどう見ても陰謀論を馬鹿にしているコントを「医療の誤情報を広める恐れがある」として認識して消去するYouTube、リテラシーが低すぎません???
と言っても、僕は去年の経験からピンときました。これは別にYouTubeやGoogleのスタッフが手作業で探知して消去しているのではなく、GoogleのAIが「ワクチン」「陰謀論」「マイクロチップ」といったキーワードを自動で検知して、無考えに消去しただけなんですね。はいはい、機械なのにすごいねー、優秀優秀(鼻ほじりながら)。実際、YouTubeのポリシーに書いてありましたよ。
去年再審査請求した時、結局再審査もAIが行っており全く無意味だったので、今回も再審査請求したところで……と一瞬諦めかけましたが、やはり自分が間違っていないことに折れるのは違う気がしたので、ダメ元でバカにも分かるようにこの動画は陰謀論やデマを広める事を目的としていない事、明らかなパロディで陰謀論の愚かさを皮肉っている風刺動画である事、動画の最後と概要欄でワクチン接種を呼びかけており公益性があること、などを懇切丁寧に説明した文句 再審査請求を送りました。
すると、今回は請求を送って50分後、Googleからメールが届き、動画の消去は過ちであった事を認め、動画を復活しくれました!やった!
(要約且つ意訳 by Taiyaki)
スケッチブック様の動画を見返したんでゲスが、おいどんが間違っていたでやんす。
ご迷惑をおかけして申し訳なかったでやんす。ケツ穴にキャンタマ突っ込んで猛省するでやんす。
やっぱり、AIじゃなくて人間が目を通せば話が早いんですよ。ちなみに、たまたまですが、今日菅政権を取り扱ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒味する』の公式Twitterが凍結されてしまったことが話題となりました。
ここからはあくまで経験に則った推察ですが、恐らくあれもTwitter社の人間が凍結したのではなくて、多分ドキュメンタリーの主張とイデオロギーが反する人たちが一定数ツイートを報告したりして、AIが馬鹿な基準で「攻撃的」だと判断して消去したものだと思うんですよね。だって、五万とある規約違反報告の中から一つ一つのTwitterアカウントを見て回る暇や時間なんてないもん。
ただし、ここからが「日本の」Twitter社の問題なのですが、消去されたTwitterアカウントやツイート内容への異議申し立てへの対応などに対して、明らかに政治的な偏りがあるんですよね。今回のケースも、いまだに返答がないとか本当にふざけていると思います。こういった問題は既に『スケッチブック/SKITBOOK』がパロディにしていますけどね!ああ、なんて優秀な風刺コントチャンネルなんだ!
とまあ、冗談はさておき、風刺を風刺とも読み取れないようなAIが表現の自由を制限する社会って軽くディストピアだなと思いました!