こちらのニュースをお見受けして…。
『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は90年代アクション映画の影響大。スティーヴン・ケイプル・Jr.監督は「90年代には捉えたいエネルギーがある」と語り、「『ターミネーター2』『インデペンデンス・デイ』ような名作にオマージュを捧げるか」 と問われて「絶対に」と回答https://t.co/dcoEGEy5sH
— noʎʞɔoɹı̣ʞ (@kirockyou) 2021年7月6日
2010年代の後半はもう食傷気味になるくらい80年代オマージュが多かったですけど、その中でも『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『mid90s』『名探偵ピカチュウ』『キャプテン・マーベル』とチラホラ90年代への郷愁を誘うような作品が多くなってき気がします。
20年代に突入した去年だって『マイケル・ジョーダン:ラストダンス』((ちなみになんの因果か、今年NBAの決勝に進んだのはジョーダン率いるブルズと93年のファイナルズでやりあったフェニックス・サンズです…)『ソニック・ザ・ムービー』『魔女見習いをさがして』などがあり、今年も『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』『スペース・ジャム2 スペース・プレイヤーズ』などがありますから、いよいよ80年オマージュの流行が終わり、90年代リスペクトの時代に舵が切られてきたのを感じてきました。まあ、流行は30年周期で繰り返されると言うので、妥当ではあります。
しかしですね、80年代オマージュが繰り返されていた頃は「あーはいはい」みたいな感じで距離を置くことができたのですが、これからはその矛先が自分(91年生)と同世代に向けられると考えると、これからの10年をちょっと冷静にエンタメを捉えられるような気がせず、色々と恐怖を感じております…。『mid90s』でもありましたが、もうニンテンドー64とか画面に出されるだけで、「ウッ」とか胸が苦しくなること請負です。
80sに思い入れがあった人は、そういう気持ちでこの10年間過ごしてきたんですね。今度は我々が墓場に行ってきます。