終戦記念日

 今年も終戦記念日になりましたので、毎年再掲している祖母の戦時体験記を載せておきます。

 

 今年はコロナの影響もあり、全国戦没者追悼式の参列した遺族は過去最低の53人だったそうです。(例年は5000人ほど)

 

 コロナだけでなく、単純に年を追うごとに戦争体験者の数は少なくなっているのも一因としてはあるでしょう。僕が毎年この日に祖母の話を転載するのは、手抜きではなくて当時の記憶を永遠に紡いで次世代に届けるべきだと思うからです。

 

 まあ、母方の祖母は幸運なことにそんなに辛い目にあったわけではありませんが、一方で生前から当時の日本政府への恨み節を口癖にしていた父方の祖母の戦争体験を詳しく聞く前に亡くなってしまったのは、大変悔やまれます。みなさんも、もし戦争体験者が周りにいるのであれば、今のうちに映像に残したり、音源に記録したり、文字に起こしたりして、次の世代にこの悲劇が繰り返されないようにしましょう。