僕のコレクション史

今週のお題「わたしのコレクション」

 僕が一番最初に集めていたのは多分幼稚園生くらいの時にふりかけの袋を集めていたのが最初。多分『忍たま乱太郎』のふりかけパックだったと思うんだけど、たまご、おかか、鮭の3種類で色が異なり、さらに一袋づつ絵柄が異なっていて、収集する喜びを覚えたのだけれども、管理が悪くて気がつけば親に捨てられていた。

 

 その次に思い出すのは『ポケモンカード』。僕が小学1年生の時に海を渡ったアメリカでも爆発的大流行をしていて、ゲームと一緒にカードも集めていた。ここで罪を告白すると、友達の家に遊びに行った時、当時激レアだったリザードンのカードを自慢された。それが悔しくて悔しくて帰る時にそのカードを生まれて初めて盗んだのだ。家に帰ると、リザードンがないことに気付きギャン泣きした友達の親から僕の親へ通報があり、その晩本当にカードを盗んだのか問い詰められる。僕はシラを切ろうとしたが、まだ物心もついていなかったであろう弟だけにはリザードンのカードのあり家を伝えていて、その弟が「ニイニじゃないんだけどリザードンのカードがここにあったの!でもニイニじゃないの!」と証拠品を提出されてしまい、僕はこっぴどく親に叱られて大号泣。以来「盗み」は絶対にしてはいけない、という常識を身に染みて覚えた。

 

 中学生の時は『スター・ウォーズ』のフィギュアをコレクションしていた。『シスの復讐』公開時に集め始めたので、グリーヴァス将軍、アナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービヨーダダース・ベイダー、パドメの一通りのアクションフィギュアをコレクションしていた。アホだった僕は好きだった女の子にも自慢をしていたが、さぞかし気持ち悪かっただろう。

 

 高校生くらいの頃から興味の対象が漫画やDVDになる。DVDは映画本編よりも特典映像を観るのが好きだったが、今は逆に本編しか観ないのでまるで真逆の楽しみ方をしていたな。この趣味は大学になると当然BDに変わる。

 

 大学を卒業してアメリカで留学していた頃は暇さえあれば「HOT TOPIC」や「SPENCERS」といったどこのショッピングモールでも必ず出店しているオタクショップへ行って、映画のTシャツや帽子を集めるのが好きだった。「映画のシャツしか着ない!」というのが当時の僕の口癖だった。というか、今もか。当時ブログの記事にも書きましたね。

 

 

 NYで就職した時は、毎週末5番街にあるブックオフに寄って珍しいBDやDVDを買うのが好きだった。シリーズがセットになっている中古ボックスなどは値段を作品数で割って「1本当たり$6じゃん!」と観た事がない作品も興味がない作品も安ければ買い漁っていた。そして問題は買うだけ買って観ない悪癖がついた事だ。でもこれはコレクションの本質なのだけれども、棚に揃っているのを観るのが好きなだけなんだよな。

 
 
 
 
 
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 強制送還と勢いで大嫌いだった会社を辞め、日本に帰ってからはずっと亡くなった祖母の家に「仮暮らし」していたこともあり、物を増やさないように収集癖は落ち着いた。というか、大体配信でなんでも観れてしまうので、DVDやBDをあまり買おうとする意欲すら失ってきてしまったのは悲しいなぁ。ただ、仕事やYouTubeで頻繁に使うので、毎回レンタルするよりは安くなるだろうと機材だけは集めるようにしている。カメラは当然のこと、三脚、照明セット、録音セット、暗幕やクロマキー布など、もうほとんど他者に頼る必要がなく済んでいるが、機材は買えば買うほど上位モデルが欲しくなる上、簡単に買えるような値段ではないのがネックではある。

 

 ちなみに、来週末に新居に引っ越す予定だ。しっかりと腰を据えて住むので、また棚を見てニマニマできるように本やBDなど色々と買っていきたいと思うのだけれども、その理想を同棲する予定の彼女に話したら即「ダメ」と言われた。こっそりとクローゼットの中でコレクションしておくかね。