危険になっちまったアメリカ

 今日のブログは何を書こうかと思っていた矢先に速報でNYで銃撃事件があったと知って、ちょっと動揺しています。

 というのも、この事件が起きた地域はブルックリン区はサンセットパークという地域になるのですが、僕は2017年にNYに引っ越して家探しをしていた際に、少しだけこの地区に住んでいたんですね。サンセットパークはブルックリンで最大の中華街で、福建省からの移民が多い地域です。僕も中国人の友達の家に数週間だけ泊めてもらっていて、その間美味しい中華料理をご馳走してもらっていました。

 

 それだけでなくて悲しくなるのは、アメコミ映画でいつも強盗が起きているイメージとは裏腹に、僕が知るNYは決して危険な場所ではなく、全米でも有数な安全な都市だったはずなんですね。銃規制も最も厳しい方で、NY市への銃の持ち込みや所持は禁止されています。それがコロナ禍を経て大きな銃撃事件が増えてきたので、残念ながら治安は悪化しているようです。

 

 NYだけでなく、全米で銃による犠牲者はパンデミック以降で増えています。僕がアメリカに住んでいたのはやはり憧れがあったからですが、最近は正直かつてほど渡米したい意欲は薄れてきました。感染者数の増加やアジア系へのヘイトクライムの上昇、急激なインフレ、そして今回の銃事件など、コロナ以後いいニュースを聞きませんが、早く昔ながらのチャーミングな国に戻ってほしいですね。

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 今回の事件で被害に遭われた方々のご無事と一刻も早い回復を祈ります。