R.I.P 上島竜兵

 本当は今日新作コントを作ったのでそちらの告知を書こうと思いましたが、やはり思わず声が漏れたほど衝撃的だった上島竜兵の訃報には触れざるをえません。

 

 僕が一番最初に上島竜兵を記憶しているのは、確か『笑う犬の冒険』だったか『情熱』だったかで、モト冬樹がゲームに勝てばカツラを着れる、みたいなスペシャルをやっていたと思うのです。それに対抗していたダチョウ倶楽部チームが敗けて、番組終了後にカメラがダチョウ倶楽部の楽屋に入ると、上島竜兵が肥後リーダーや寺門ジモンと後輩たちを説教していました。

 

 僕はその頃純粋にテレビに流れていたものをそのまま信じていたので、上島さんが本当に怒っていると思ったので、その後カメラの存在に気づいた上島竜兵がお馴染みの「ヤァ〜」のギャグをやって笑った思い出があります。リアクション芸というものを覚えたのもそこからだと思います。

 

 僕は特段ダチョウ倶楽部の大ファンだったという訳ではありませんが、ダチョウ倶楽部がバラエティに出ると定番のネタで必ず笑わせてくれる安心感がありました。いい意味でそこにいるのが当たり前の存在かのような親しみやすさでした。テレビやラジオで大田プロの芸人たちが竜兵会の話をするのを聞くのも人間臭くて好きでした。

 

 僕も学校や飲み会などでダチョウ倶楽部のネタを振ったり振られたりしましたし、皆さんも同様の体験があるかと思いますが、それほどダチョウ倶楽部のネタは使いやすくて国民の間に浸透しており、その中心になっていたのが上島竜兵でした。本家の芸をもう見れなくなってしまったのは本当に悲しくて仕方がありませんが、きっと「俺がやる!どうぞどうぞ!」も「押すなよ、絶対に押すなよ!」も喧嘩からのキスも、ずっと後世の子どもや若者たちに受け継がれていくと思いますよ。

 

 ご冥福をお祈りします。