閉じたら次へ

 毎日夜寝る前に『ストレンジャー・シングス』S4を1話ずつ観ています。次のエピソード行きたいけど際限がないので我慢しているくらいいいのですが、今日見た4話のクライマックスの演出なんて音楽との相乗効果が素晴らしく、鳥肌が立ってしまいました。

 

 で、一方でシリーズを通して気になっている演出があるんですが、今回のシーズンはホーキンス、LA、ロシアとロケーションも縦横無尽に移れば、さらにキャラクター毎に行動が違うので、様々なシークエンスが同時進行しています。で、一つのシークエンスから次のシークエンスに移る時、大体何らかのドアや引き出しやまぶたなど、何かが閉じる瞬間に次の場面に移行する編集を行なっているんですよね。これはあまりにも一辺倒ではないか?と思ったのですが、もしかしたらS3とS4を監督したショーン・レヴィの特徴かもしれません。

 

 それにしてもショーン・レヴィ、職人監督というイメージで好きな作品は少なかったんですけど、『ストレンジャー・シングス』においては手堅い演出で素晴らしい仕事ぶりですね…!