最近の映画のトレンドは「白人はクソ」

 明日もまた出張で早く寝なければいけません。昨日の朝6:00に帰ってきたのに、もう休日終わりとか勘弁してくださいよ!という怒りを抱きながら、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を観に行きました。僕は前作『ブラックパンサー』に世評ほど乗り切れなかったんですが、喪失感からの前進を描いた本作はかなり良かったですね。

 

 冒頭に書いた通りもう寝ないといけないのであまり多くは書けませんが、『ブラックパンサーWF』に出てくるタロカン人の出自を見て「ホンマに白人は…!」と憤りを覚えたのですが、これ最近も抱いた感情だなぁ、はてなんやろか、と思い返したら『RRR』だったんですね。『WF』でエージェント・ロスのことをシュリやオコエが「Colonizer(植民者)」と呼ぶ嫌らしいギャグが度々登場しましたが、字幕だと「白人」止まりだったのが残念でした。

 

 他にも『プレデター:ザ・プレイ』とかもそうでしたが、最近白人が繰り広げてきた残虐な歴史を恐れずに堂々と批判するトレンドが映画界では確実にあると思います。これも色んな人種の物語が語られるようになった証左ですかね。なんてことを思いながら、家帰って「ナートゥ」を見返してました。キレッキレなんだよな〜。