スポーツな1日

 『シャザム!神々の怒り』も『シン・仮面ライダー』も、ひいては『マンダロリアン』S3を1話も観てなくて「本当にお前は映画ファンか?」って感じですが、今日は朝起きてまずWBCの決勝を見たんですね。なお、僕は巨人が負けると不機嫌になってテレビもつけさせてくれない野球狂いの父親だったり、先輩の頼みで参加した高校の野球応援団で理不尽な目に遭わされたりしたせいで、野球というスポーツには正直あまりいい感情を持っていないんですけど、それでもまあ決勝戦は変な義務感で見てしまいましたね。漫画みたいに面白い試合だったので良かったですけど。

 

 そして夜はですね、代々木の国立競技場でBリーグの試合を初めて見に行きました。先日、家の郵便受けにアルバルク東京の広告チラシが入っていて、今日の茨城ロボッツ戦がなんと1000円*1で試合が観れるというので、せっかくだし足を運んでみようじゃないかということで嫁とバスケ部だった弟と一緒に馳せ参じた訳です。

 

 僕はNBAのファンではあるので、正直意地悪い話、Bリーグに対してはちょっと下に見てしまっているような、よくない感情を持っていたんですけど、試合会場に行ってみてまず驚いたのはファンの多さですね。Bリーグbjリーグだったころ、有明アリーナに試合を見に行った記憶があるんですが、あの頃よりもずっと盛り上がっていたように思えます。レギュラーシーズンの試合で6500人以上会場に来ていたそうなので、日本でここまでプロバスケリーグが人気が出るとは思ってもいませんでした。

 

 また、観客も日本の国民性が出ているかと言いますか、例えば敵チームがファールをもらってフリースローを死闘する際、NBAの会場だったらホームのファンから死ぬほどブーイングが飛んだり、選手同士もトラッシュトークして、この粗野な漢字が非常に面白いんですけど、Bリーグだとアウェイの選手がフリースローを行う際、ファンの妨害行動は応援ハリセンを叩いて音を鳴らすくらいなんですよね。これがコロナ禍だから声が出せないのかよく分かりませんが、茨城のチームが点を決めると会場内で拍手が響いたりして、行儀の良さが不思議で面白かったです。

 

 なお、余談ですが、NBAが創立を手伝ったアフリカのバスケリーグBALのハイライトが今日たまたまTwitterで流れてきたんですけど、これまた「あ、アフリカだ…!」としか言えない観戦会場の雰囲気だったので、是非ご覧いただきたいです。スポーツ観戦には国民性とか民族性が出て面白いですね。

 

 話を戻すと、試合そのものもNBAと比べると多少見劣りはするものの、手に汗握る接戦が繰り広げられていて、終盤はオーバータイムにもつれこむほど熱い試合が繰り広げられていて、面白かったですね。弟に聞いたら今日の試合に日本代表選手も何人かいたそうで、ハイレベルな戦いが見れて良かったです。

 

 ただ、BリーグNBAに絶対的に優っている点が一つありまして、それはマスコットの可愛さです。さすがキャラクタービジネスに強い日本…!比較としてアルバルク東京のマスコットキャラであるルークと同じクマモチーフの、NBAヒューストンロケッツのマスコット クラッチの写真を置いておきますね。

https://alvark-tokyo.bl.kuroco-img.app/v=1600130469/files/user/_/rook/img/profile.png

 

 

 

 

*1:しかし後から調べてみると、1300円の自由席が1000円で観れるという話でした…