保守系専用のマッチングアプリ『The Right Stuff』

 仕事で広告を作るかも知れず、マッチングアプリのCMをリサーチ(本当に仕事ですからね!)していたら、こんな広告を見つけてしまいましたよ!

 

 

 えー、なんとアメリカの保守系専門のマッチングアプリだそうです。その名も『The Right Stuff(ザ・ライト・スタッフ)』で、Right=「正しい」と「右」を掛け合わせた、悔しいけどグッドネーミングだと言わざるを得ません。招待制なので、リベラル思想の人は入れません!

 

 女性は無料で、男性は有料となっておりますが、性別はもちろん女性と男性の2つしかありません!プロフィールを作る際も「代名詞(He/HimとかShe/HerとかThey/Themとか)はいりません!」と強調してて思わず笑ってしまいました。しかもプロフィール写真でトランプ大統領が写ってる写真を選択するシーンまであるんですが、そんな人どれだけいるんだよ!

 

 『ライト・スタッフ』が出しているこちらの「悪いデート」と題された広告も、リベラル男性をとことん馬鹿にしていて大変面白いです!

 

 興味が出たので調べてみましたが、『ライト・スタッフ』はトランプが大統領だった頃のホワイトハウスのスタッフだったジョン・マッケンティーが作っているガチモンの右翼のマッチングアプリだったのです。リベラル層が多い都市圏の保守的な若年層を取り込むために作られたアプリで、昨今トランプが筆頭となって右翼のための専門SNSを開発する流れにあるとのこと。

 

 ただ、iOSでリリースされたこのアプリ、とても評判が悪いです。というのも、招待制のくせに承認が遅く、しかも女性ユーザーがほとんどいないそうです。保守男性の幻想でしかなかったということですね。ということで、保守の皆さん、お気をつけください!