今月末でスペースマウンテンが2027年にリニューアルされるまでクローズされるというので嫁さんとディズニーランドへ行ってきた。最後にディズニーランドは行ったのは去年だが、スペースマウンテン自体は学生時代以来乗ってないので10年ぶりくらいだろうか。
QLINEの宇宙船は『2001年宇宙の旅』のHAL-2000にオマージュを捧げている、とテッキリ思っていたのだが、なんか全然違うデザインになっていた…。調べてみたら2007年のリニューアル時点でもう既に違う模型が置かれていたとのこと。記憶に全くない…。
今日は夏休み期間中だけど比較的どれも空いていて、1番混雑していたのは「スペース・マウンテン」の2時間待ちくらいで、そのほかは1時間待ちもほとんどない。その「スペース・マウンテン」だって、我々はディズニープレミアムアクセスを購入したのですぐに乗れた。それにしても今のディズニーはなんでも金で買う体験になっていて、本当に僕がこの前のコントで風刺した通りになってしまったなぁ…。
なお、今回久しぶりに「イッツ・ア・スモール・ワールド」に乗ったが、改めてちよっと感動してしまった。というのも、アトラクションがアートとして成り立っていて、ウォルト・ディズニーの思想やメッセージが込められている「作品」だったからだ。ウクライナ戦争やガザ侵攻の後だと余計にシャーマン兄弟が作曲したテーマ曲が身に染みる。
しかし、「イッツ・ア・スモール・ワールド」はディズニーテーマパーク内でも人気のアトラクションとは正直言い難いだろう。そのテコ入れのためか、2019年からたくさんのディズニーキャラクターが登場するようになったそうだが、僕は昨今のディズニーらしいファンダムをくすぐるだけの下品な演出に、ウォルトの思いが汚されたような気がしてとても冷めてしまったのであった。