『グラディエーター』を人生初めて観て、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽とソックリでビックリした

 続編に備えて『グラディエーター』の4Kデジタリーリマスター版を観てきました。『グラディエーター』は人生初見です。

 

 このエピックな歴史映画に僕はとても「2000年代」を感じました。『グラディエーター』自体が2000年の映画で、ゼロ年代の始まりを告げる映画なんですけど、振り返るとゼロ年代は「歴史映画」が一大ブームだった気がします。それは史実だけでなく、2001年〜03年の『ロード・オブ・ザ・リング』にも繋がるムーブメントだったと思うのですが、中世から古代のヨーロピアンな世界を舞台に、甲冑や剣戟を交えて大合戦する映画がやたら多かった気がするんです。

 

 さて、そんな2000年代を代表するハリウッド映画に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズがあったかと思いますが、この『グラディエーター』は鑑賞中に余計に『パイレーツ・オブ・カリビアン』の事を思い出さずにはいられませんでした。何故かって、全く同じ旋律が流れてきてビックリしたんです!

 

 僕は『パイレーツ・オブ・カリビアン』は人生ベスト級に愛していてサントラも散々聞いていたので、この旋律は似てるとかそういう領域を超えて、明らかに意識して作らないとここまで似ないなと思いました。鑑賞中、「うわー、クラウス・デバルトやっちまったな〜」とか思っていたんですけど、エンドロールを見て納得。『グラディエーター』はハンス・ジマーが作曲してたんですね。『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽の名義はクラウス・デバルトになっていますが、その実師匠のハンス・ジマーがプロデューサーをしていました。

 

 当時ジマーは『ラスト・サムライ』の音楽を手掛けていた中『パイレーツ〜』の依頼も受けたので、多忙を極めていたジマーは自ら作曲したいくつかのテーマを弟子のクラウス・デバルトに渡して任せ、デバルトがサントラを完成させた、という経緯があります。

 

 ということで、『グラディエーター』と『パイレーツ・オブ・カリビアン』の音楽が似るのは当たり前で、同じ作曲家だからでした。にしても、あまりにも似ているのでもう少しなんとかならなかったのかとも思いますが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の旋律として有名になったのも皮肉なものです。

 

 『グラディエーターII』にはあのテーマ流れるんでしょうか。楽しみですね。