それはダブスタでは…?

 選挙期間中山本太郎がタイ人インフルエンサーのモノマネをして軽く炎上した。これに対し、左派の知識人(M山先生とか…)達が「これはパロディなので差別じゃない」と強く擁護していたのだが、いやそれは流石に無理筋があると思う。逆に右派の政治家が外国人のアクセントを真似した動画を投稿すれば、絶対にあなた達は激しく批判するじゃないですか?

 

 だったら自分が支持する政治家だろうと政党だろうと、同じようにダメな言動をしたらダメだと言わないと、全く示しがつかないし説得力がないからだ。(余談だけど、パロディ元と件の動画を台湾人の奥さんに見せたら「これは差別でしょ」と憤っていた)

 

 一方で、例えばスタンダップコメディアンはよくアクセントモノマネをして笑いを取る。このブログでもよく紹介する「キー&ピール」なんかもよくインド人のアクセントやイラン人のアクセントを違って、爆笑の他人種コントを披露する。でもこれは彼らがマイノリティだから成立するネタでもあり、白人のコメディアンが同じことをやったら炎上するだろう。

 

 何度か言っていることだが、ポリティカルコレクトネスというのは文脈によって適応するものであり、相対的なものである。今の「政治的正しさ」はなんでも自動的に当てはめてしまうから歪みが生まれてしまい、反発としてトランプみたいなのや「ポリコレ」などと揶揄する連中が出てきてしまうのだ。

 

 で、文脈として考えたら山本太郎の動画はやっぱりダメだと思う。だって、パロディという文脈以前に、マジョリティがマイノリティの拙い日本語のモノマネをしている、というのがやはり差別と指摘されても仕方ないし、それをリベラルを標榜する政党がやったらそりゃ叩かれるのも当たり前でしょうよ。

 

 なお、余談だけど、『スケッチブック』の作風的によく「れいわ支持者だろ」とコメントで叩かれる事があるが、僕は一度もれいわに好感を抱いたことはない。