フランス式アメリカ悪口

 今日フランス人と食事する機会があった。フランス人はとてもグルメで、日本で一番好きな食べ物はシソだという。ツマミに載せて食べると美味しさを何段もあげてくれるとベタ惚れで、さすが食文化の国出身だ。申し訳ないけど、シソが好きだというアメリカ人は想像できないね!

 

 アメリカ人といえば、そのフランス人は先の大統領選挙結果に激怒していた。「オバマという最上の大統領から、あんな最低までよく落ちれたもんだ」「あんなレイピストで女性の人権を無視した大統領が2階も選ばれるんなんてどうかしている!」と散々な言いようだった。

 

 もう一つ、流石パリ協定の舞台となった国の国民だけに彼らが気にしていたのは気候変動だった。今日本でも季節外れの台風が接近しているし、スペインでも洪水で220人も亡くなった。年々世界中で大雨や熱中症で多くの死者が出ている。もう後戻りできないところまで来ているのに、気候変動を否定するトランプが大国のリーダーになってしまったのはあまりにも痛すぎる。「トランプが大統領で、イーロン・マスクが背後にいるなんて、『ドント・ルック・アップ』もいいとこだ!」と洒落た悪口が止まらない。

 

 こういうことを言うとトランプ本人やMAGAハット被った人たちはアメリカファーストだからいいんだよ!と嘲笑ってくるだろう。でも前もこのブログに書いたように、アメリカの選択が世界に影響及ぼしちゃうんだから、溜まったもんじゃないよね!