今週、嫁さんの妹とその彼氏が来日しているので、一緒に長野の方を旅行している。今日は蓼科の方から安曇野のコテージに移る日で、ちょうど高速を降りた辺りでそれは起きた。
突然、左のコメカミと目の奥に激痛が走り始めたのだ。最初はちょっとした気圧の差で起きた痛みかと思ったが、痛みが全く引く気配がない上に、血管が破裂したんじゃないかと思うくらいパンパンに感じた。とてもじゃないが運転してられないので、近くの駐車場で停車して休んだものの、一向に治る気配がない。
僕は普段頭痛が生じる事があまりないからこそ、今回は涙が出るほどの痛さに恐怖を感じた。仮にこの後痛みが引いたとしても、下手したらくも膜下出血の恐れがあるので、とにかく総合病院で診てもらう事にした。問題は僕が借りた車なので僕が運転するべきだが、しのごの言ってられる状況ではないので、国際免許を持っている義妹の彼氏が運転する事になった。彼はアメリカ人で、アメリカ人らしく根拠のない自信で「左側車線の運転なんか余裕!」とぶっこいていたが、車道に出た途端反対車線を走り始めた。交通量が少なくて助かった…。
で、病院に着いて症状を説明すると、救急科で診てもらえる事になった。診察で待っている間、色んなことを考える。即入院になったら妻たちはどうやって東京に帰るんだろう、仕事はどうしよう、来週祖母がいる福岡に帰る予定だったがそれも中止か…とか。もちろん、そんなどうでも良いことを考えている間も頭は痛い。
さて、CTスキャンを終えて、いよいよ医師の診断を受ける。結果に緊張したが、結論から言うと血管が破裂したり、脳内で出血を起こしている兆候は見られないらしい。めちゃくちゃホッとしたが、逆に言うと原因は分からないとのことで、そっちの方がある意味怖い。一つ考えられるとすれば、目も痛いというのは群発頭痛の可能性はあるそうだが、群発頭痛は頻繁に起きて初めて診断できる症状なので、今回だけの症状だと分からないらしい。
ただ命に関わったりする危険性は今のところないそうで、取り急ぎロキソニンを処方してもらい、診察を終える。会計を待っている間、群発頭痛について調べてみると、 年に数回から数年に1回くらいの頻度で発作的に起こり、一度発症すると1~2ヶ月にわたってほとんど毎日、ほぼ同じ時間帯に激しい頭痛がするらしい。え、こんな運転もできなくなる痛みをこれから定期的に体験しないといけないの!?なんて恐ろしい病気なんだ…。
ただ、まだ群発頭痛だと決まった訳ではなく、東京に帰ってからMRIで精密検査する事をオススメされた。なお、群発頭痛は痛みのない寛解期と激しい痛みのする群発期を交互に繰り返す病気だが、群発期にアルコールを飲むと痛みを誘発するそうだ。僕は今尿酸値を下げる薬を飲んでいるが、これを機にいよいよ酒から引退しようか本気で迷う。
なお、薬によって痛みは無事に引き、今は宿泊先で休んでいる。嫁さんとせっかく日本の旅行を楽しみにきた義妹カップルには本当に申し訳ない。診察代は初診やら救急科やらCTスキャンやら何やらで保険適用価格で12000円だった。別の頭痛が発生しそうだ…。
