クリスマス当日に『レッド・ワン』観た

 一晩明け、なんとか昨日の死ぬほど痛かった頭痛も治りました。ご心配をおかけしました、怖いは怖いので東京帰ったら精密検査は受けようかと思っています。

 

 さて、本日はクリスマスということで、我が家の伝統としては『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』を見るのが通例なのですが、今年は劇場で観れなかった『レッド・ワン』がもうAmazon Primeで配信しているということで観てみました。なお、嫁さんたちはスキーに行っていたのですが、僕はスキーにトラウマを持っていてできないので、その間に『レッド・ワン』を一人でスキー場のテラスにてMacBookで見てました。

 

 『レッド・ワン』は先月僕が撮影現場の仕事で忙しかった頃に公開された映画で、いざ解放されて12月に観ようと思ったら既にメジャーな映画館では公開が軒並み終了していました。日本では興行的には当たらなかったとはいえ、せっかくのクリスマス映画なのに12月に劇場で観れなかったことに僕は文句を垂れていましたが、

 

 でもねぇ、これが蓋を開けてみたら、パソコンのスクリーンサイズで観るくらいがちょうどよく楽しめたんですね。予告編を観た時は、そのコンセプトがいくらなんでもあまりにもバカバカしすぎて真剣に見られるか不安だったんですけど、配信映画だったら丁度いい内容だったんですよ。これはAmazon Prime史上最大のストリーミング数を記録したこととは無関係ではないと思います。

 

 だって、クリスマス映画としてベースは子供向けな一方で、モンスターも出てくるしドウェイン・ジョンソンのアクション映画として大人も楽しめて、すごく全年齢的な作りなんですよね。まさにアメリカのホリデーシーズンに家族集まってテレビの前で観るのにピッタリな映画です。

 

 ……んで、だからこそ、これ映画館で観ていたらあんまり満足していなかっただろうな…というのが正直な感想です。プロットも、キャラクターデザインも、編集もVFXも、アクションも全編に散りばめられたジョークも全部そうなんですが、僕はマーベル映画からの影響を強く感じたんですね。今流行っている映画の要素を引っ張り出してクリスマス映画を企画してみたら、マーベルやディズニー映画のクローンになってしまったのが『レッド・ワン』だと感じたんです。オリジナリティを出せる要素はあるのに、それを活かせないのが『レッド・ワン』の残念な部分だと思いました。

 

 まあ、これは『レッド・ワン』の問題というよりは、純粋にエンタメの王者となったマーベル映画の凄さなんでしょうね。これが80年代に作られていたらスピルバーグ作品によく似た映画が作られていたでしょうし、基本的にハリウッドのブロックバスターはその時流行っているものをうまく換骨奪胎して作っているので。一方で、だからこそ『レッド・ワン』はテレビサイズで見るのが丁度よく感じられるんでしょうけど。

 

 ちなみに、本作はシリーズ化を目指して企画されたもののようです。いろんな神話世界とクロスオーバーしていくシリーズにならないように祈りたいですね…。