好奇心からGoogleマップで台湾を眺めていると、南の方にフィリピンとかなり近い島を発見した。蘭嶼(らんしょ)という。
Googleマップで名所を見ていると先住民族の観光資源を活かした土地のようで、フィリピン由来のタオ族が住んでいる。僕は北海道のアイヌ民族だったり、沖縄の琉球民族だったり、先住民族のカルチャーというものに広く興味を持っているので、お義父さんにこの島のことを尋ねたら「ああ、ここは核廃棄物を捨てる場所だね」と淡々と教えてくれて衝撃を受けた。
台湾が中国からの弾圧を受けている国であるのは皆さんもご存知の通り。また、東アジアの中でも早くから同性婚を合法化したり、リベラルなイメージが広く定着していると思う。しかし、そんな理想的だと思われている国でも、社会が経済的に発展するために必要な不都合を、マイノリティや地方に押し付けているのだ。
もちろん、これはアメリカにおける先住民族への扱いや、日本で米軍基地を沖縄に押し付けている問題と根幹は同じである。我々が日々の幸福を享受できているのは、誰の生活が犠牲になっているのか、よく考えて生きていかなければならない。
