素晴らしい、素晴らしい&素晴らしい!脚本は捻りあって構成良し、キャラクターも十分掘り下げられており、ホラー映画として存分に怖く、クライマックスは恐怖を通り越して大爆笑。今年見た映画の数こそ少ないけれど、最高の1本であったことは間違い無いです。

で、エンドロールを見てこの映画の監督がザック・クレッガーと知り、「果て、どっかで聞いたことある名前だな…」と思って調べてビックリ!カルト的人気を誇る伝説のスケッチコメディー(コント)番組『The Whitest Kids U' Know』のクリエイターの一人だったんです。
『The Whitest Kids U' Know(以下WKUK)』は2007年から5年間ケーブルテレビで放映されたシリーズでして、ケーブルテレビだからこそブラックで不条理な風刺コントを数々出してきました。思い返せば『WEAPONS』はところどころ気まずいギャグがあるんですが、クライマックスに至ってはまさしく『WKUK』節のコントそのものなんですよね。
ただ、大変悔やまれることに、この番組のメインクリエイターであったトレヴァー・ムーアは2021年に不慮の事故で亡くなってしまいました。ちょうど番組が終わり10年経ったタイミングで、コロナ禍をきっかけに『WKUK』のメンバーが集まって色々とプロジェクトをやろうとしていた矢先の出来事でした。コメディ界は悲しみに暮れましたが、ザック・クレッガーはトレヴァーの死をきっかけに、セルフセラピーの一環として『WEAPONS』の台本を書いたそうです。
昔からコメディとホラーは紙一重と言いますが、ジョーダン・ピールもザック・クレッガーもコメディ作家としてピカイチだった人たちはホラーに転向しても傑作ばかり作るので大変興味深いですね。僕もいつかホラーを…なんて!
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