ジミー・O・ヤンのスタンダップコメディライブに行ってきた!

 東京国際フォーラムでジミー・O・ヤンのスタンダップコメディライブに行ってきました。「Big & Tall」というアジアツアー中だそうです。

 

 このブログの読者の民さんならご存知の通り、僕はこんなにコメディが好きで、スタンだっぷの聖地NYにも住んでいたのに、何気にこれが人生初のスタンダップコメディライブです。その憧れのスタンダップコメディが見れるだけでも嬉しいのに、もう今やアメリカでもトップレベルの人気を誇るジミーのライブが観れるならば足を運ぶほかありません!

 

 ジミーが登壇する前は、前説で最近Instagramでもよく見かけるユリエ・コリンズさんが場を温めてくれました。オーストラリア公演ではこのブログでも紹介したマレーシアのコメディアンDr.ジェイソン・レオンが前説をやったそうです。スタンダップコメディにも前説文化があるんですね、勉強になりました。

 

 さて、ジミー・O・ヤングのライブですが、もう息ができなくなるくらい笑いましたね!日本の漫才やコントと同じようにスタンダップコメディにもベースとなる大まかな台本はありますが、僕は台本に乗っ取った上でのアドリブ性の高さがすごいと思いました。開幕から日本人に合わせて、日本語には英語(カタカナ)が溢れかえっているのに英語が伝わらないというネタ、大谷翔平が人気さをいじったネタをかまして東京人の心をガッツリ掴みました。

 

 また、ショーの最中に突然立ち上がってジミーにアピールする客がいた(これもスタンダップの醍醐味)んですけど、そのいなし方とか天才的だと思いましたし、チケットは完売していたにも関わらず前に空いている席があったみたいで、突然ステージマネージャーに一番後ろにいた人たちを前に連れてこさせるというサプライズもありました。

 

 話術もあまりにも自然で、その場のノリに合わせて話しているように見せておきながら、中盤で話したジョークが前振りとなってライブのオチに繋がるという構成も見事としか言えません。こうして場の空気に合わせて自由気ままに話を脱線させながらちゃんと演目として完成させるスタンダップコメディのテクニックは音楽で言うとまるでジャズみたいだと思いましたね。

 

 余談ですが、このブログでも書いたように先月僕は上海にさらば青春の光のライブを観にいきました。さらばもジミーも、言葉も文化も異なる国の劇場をドッカンドッカン沸かせていて本当にすごいなと感服しました。さらばもそういえば構成が巧みなコントを作っていますが、上質なコメディというのは最も簡単に国境の壁を越えるんですね。『スケッチブック』としてもとても勉強になる公演でした。僕も頑張ります!