『死霊館 最後の儀式』と『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』を観た

 年内の仕事が無事に全部終わり、今日は珍しく家で映画を2本も観ました。年末ベストに向けて駆け込み視聴のシーズンに入ってきました。

 

 まず1本目は『死霊館 最後の儀式』。世にも珍しい実話ホラー映画ユニバースを勝手に形成していた『死霊館』シリーズも遂に最終作。最終作ということで、シリーズを追っていた人間にとっては色々と感慨深い描写はあるにはあるのだが、肝心のホラー描写は関連性のないジャンプスケアの連続で退屈してしまった。

 

 というか、今回の話にはアナベル人形はもうほとんど関係ないんだから、なぜ未だにアナベル人形がウォーレン家を襲うのか。こういう無駄で冗長なファンサービスが悪い意味でMCU的だと思った。あと、あの呪物が集まっている家でパーティーを開くのもどうかと思うぞ!ただ、本作は人間ドラマ部分が本当にエモくて良くて、むしろホラーがオマケだと思ってしまうくらいなんだが、それはもうホラーとしては失敗だろう。なお、今回は一応最終作だが、大ヒットを受けて前日譚が決まっている様子。うーん、MCUだな!


 お次に見たのは、今年話題を掻っ攫った『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ*1』。もう基本プロットはハッキリ言ってバカである。本当に題名通りKPOPスターがデーモンハンターをしているのだが、それを大真面目に説明する冒頭で結構失笑してしまった。あまりにも曲ありきの演出になっているのもどうかと思ったし、脚本や世界観の部分で「?」がたくさん頭に浮かんだ。

 

 が、そんな欠点を抱えていてもお釣りが余るくらいアニメーションとしての快楽が溢れる作品ではあったのも間違いない。とにかく動きが良くて、アクションシーンも爽快極まりない。色彩感覚も最高で、『スパイダーバース』を生み出したソニー・ピクチャーズ・アニメーションの実力が遺憾無く発揮される。

 

 あと、先ほど曲ありきだとは書いたけど、でもその曲がメチャクチャいいんだよね、悔しいけど。そもそもこの内容の映画が作られていると言う事実が現在のKPOPが築いたパワーと地位を見せている。Netflix映画ということもあってか、視聴者が飽きないようにテンポ感が異常に早いのだけれども、これもまた非常に現代的な映画だと思った。

 

 …ってか、今気づいたんだけど、偶然にも今日見た映画2本とも悪霊退治の話だね!

 

*1:それにしてもなんで邦題は余計に「ガールズ!」を入れたんだろうか…