『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観たっす。

 唯一の休みを逃したら中々観れないだろうから、タランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観に行った。日本でもそろそろ公開なんで内容がどうのこうのはひとまず置いておいて、最近の僕は私生活でも仕事でもストレスを抱えまくってて究極にイライラしていたんだけど、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はそんな鬱積をLAの空模様のように晴らしてくれただけでも僕にとっては尊い映画なんだな。クライマックスなんてあまりにも痛快で楽しくて、爆笑しながら号泣しちゃったんだよ。

 

 ワインスタイン関連で色々言われてしまっているタランティーノだけど、やっぱり復讐劇を描かされたらピカイチで、本作も『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ/繋がれざる者』と同じく「史実への復讐」を描いている。鑑賞前にざっとシャロン・テート事件のことを調べておくとエンディングがとても味わい深いものになります。60年代の終わりを舞台に、タランティーノは60年代への愛を貫いてる。あ、あと相変わらず生足へのフェティッシュも止まらないよ!