コメディ

『サウスパーク』S23E9「Basic Cable」感想

今回の『サウスパーク』は糖尿病を患っているスコット・マルキンソンが珍しく主役回!そのために今シーズン毎回変わっているオープニングは60年代スパイドラマ風。 スコット・マルキンソンは朝鏡の前で「お父さん愛してるよ」というセリフを練習する。ディズ…

2019年コメディ映画ベストテン〜そしてテン年代コメディとは〜

さて、今年も残すところ日本時間で後2日!当ブログ大晦日はその年のベストテンを発表する日ですが、本日は毎年恒例の前夜祭、コメディ映画ベストテンを決めていきたいと思います! 毎回言ってますが、あくまで「コメディ映画」ベストテンなのがミソです。 …

『サウスパーク』S23E8「Turd Burglars」

今回の『サウスパーク』は特に時事ネタは扱っておらず、「糞泥棒」というタイトルが示すように、初期の頃を思い出させる下品で笑えるお話に仕上がっていた。今シーズンは毎回OPが異なるが、今回のOPは婦人系リアリティショーのパロディ。 www.youtube.com サ…

『サウスパーク』S23E7「Board Girls」

すっかり今シーズンも終わってしまい遅れて恐縮だが、今回の感想はストロング・ウーマン副校長フィーチャー回。前話でそしてテグリディー・ファームの連作が終わったので、今回のテーマ曲はPCベイビーズ! 全校集会で学校中の女子児童を励ます為、PC校長はス…

『サウスパーク』S23E6「Season Finale」感想

今回の『サウスパーク』はまだシーズン途中なのにフィナーレ!?その真意とは…!? ランディとタオリーが大麻で作る朝食番組をネット配信していると、突如警察に逮捕され、市長、マッケイ先生、トゥィーク夫妻が待ち構えていた市議会に連れて行かれる。今シ…

『サウスパーク』S23E5「Tegridy Farms Halloween Special」感想

僕の怠惰でもうクリスマスも近いっていうのに大変申し訳ないですが、今回の『サウスパーク』はハロウィン回!タイトルの通りランディがメインだが、今シーズンの主役はすっかりランディだなぁ。 ハロウィンに向けてテグリディーファームでプロモーションをす…

『サウスパーク』S23E4「Let Them Eat Goo」感想

今回の『サウスパーク』は全米で話題の植物性の人工肉インポッシブル・バーガーをフィーチャーしている。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のパロディも登場! 前回*1の終わりに中国と手を切ることでタオリーと仲直りしたランディだったが、チャイナマネーを…

『サウスパーク』S23E3「Shots!!!」感想

前回の放送後中国に謝罪したトレイとマットは「次回の300回記念も観てください!」と習近平にオススメしていた*1。その記念すべき『サウスパーク』通算第300回は「アンチ・ヴァクサー」を皮肉った回だった。 「300」と書かれた何やらメタ的なケーキを運ぶラ…

『サウスパーク』S23E2「Band in China」感想

今回の『サウスパーク』は、日本でもニュースとなり話題となった中国を強烈に皮肉った回。ちなみにタイトルは「中国のバンド(Band in China)」と「中国で禁止(Banned in China)」を掛けている。 「いいアイディアを思いついた!家族会議だ!」と騒ぐラン…

なんでだろう〜

テツandトモのネタで「昆布が海の中でダシが出ないのなんでだろう?」というネタがありまして。おたる水族館がその理由を説明していることが話題になっています。 しかし、今から遡ること7年前、『水曜日のダウンタウン』の藤井健太郎が手掛けた『テベ・コン…

人生初スタンダップコメディをやってみた

僕はアメリカンコメディが大好きで、憧れがある。僕は映画が作りたい、というよりは、アメリカンコメディみたいな映画が作りたい、っていうのが正確なところで、それがアメリカに渡った遠因の一つだった。 そしてアメコメが好きな身としては、スタンダップコ…

南海キャンディーズストーリー

基本的に芸能人の結婚・離婚は死ぬほどどうでも良いんですけど、それでも南海キャンディーズ山里亮太と蒼井優の結婚は衝撃的なくらい驚きで、しかしその結婚会見はとても祝福したくなるようなものでした。山ちゃんと蒼井優が出会ったきっかけは相方のしずち…

2018年コメディ映画ベストテン

さあ、いよいよ今年も残すところあと2日。例年通り明日今年の映画ベストテンを選びますが、今日は前哨戦である恒例のコメディ映画ベストテンを発表します!あくまで「コメディ」映画のベストテンであることがミソなんで、明日のベストテンでは入れ替わってる…

日本のコメディアン世界に羽ばたく

まあ、もう治りましたが昨日も更新できなかったのはやはり体調不良のせいだったのですが、体調不良だとインターネッツをゴロゴロするしかやることが無い、と書いてて気付きましたが、別に僕は体調が悪く無くたって休日はゴロゴロとインターネッツをして無駄…

アジアン・アメリカン・ジェネレーション

ここ数日の僕の更新具合の体たらくは皆さんご存知かと思いますが、それは偏には最近の僕の生活が『キングダムハーツII』と『フアン家のアメリカ開拓期』で完結しているからなんですね。『キングダムハーツII』については一旦置いておくとして、ドラマをほと…

アーカンソーには行くな!

普段ドラマを全然見ない僕が寝るまま惜しんで観るほどすっかり夢中になってる『フアン家のアメリカ開拓期』ですが、たまたまアーカンソーが出てきてビックリ! 誤って鑑賞したセクハラ啓発ビデオのせいで、逆に男児たちが小学校で意味も分からず女の子達にセ…

デジャヴ

MONKEY MAJIK と サンドウィッチマンが番組の企画で発表した曲『ウマーベラス』にどうしても既視感を感じざるを得ません。 36年経っても極東のコミックソングにも影響を与え続ける世界観を作り出したシド・ミードはやはり偉大だったなぁと思うのです。 ウマ…

調子悪し

まだ昨日書くべきだったブログの更新を追いかけてる状態なのですが、ちょっと調子が悪いのでお休みをくださいまし…。精神衛生の支えとして最近は専ら超新塾の動画ばかりを見ております。 アイクぬわらから逆に辿って超新塾の存在を知りましたが、出囃子を自…

PCによる逆差別

Twitterで流れてきたものの拾い物だけど、このSNLのCM風コントが面白かった。 youtu.be 待望のアジア系バービー人形が発売されたが、広報がPCを気にし過ぎて恐ろしく無個性なものになってしまったというもの。アメリカに住んでいるとやっぱり自覚的にしろ無…

障害なんか笑い飛ばせ!

話題になっていたR-1グランプリを見たがこれがめちゃくちゃ熱かった。 ピン芸人No.1を決めるR-1で全盲の濱田祐太郎が優勝した。視覚障害ばかりが取りざたされるが、裸芸人や強烈キャラなど色物芸人が集まりやすくなおかつ強いR-1グランプリで正統派漫談で勝…

ブラックアイスに気をつけろ!

関東が大雪ということなので、キー&ピールのこちらのコントを紹介しよう。ちなみにコンビの片割れジョーダン・ピールはあの傑作ホラー『ゲット・アウト』を監督した人。 大雪に見舞われたミネソタのローカルテレビニュースで、白人キャスターが路面凍結=ブ…

2017年コメディ映画ベストテン

明日の映画ベストテンに先駆け、例年通り今年僕が観たコメディ映画ベストテンを発表していきたいと思います。なお、あくまで「コメディ映画」としてのベストテンですので、この順位が明日のベストテンに反映されるとは限りません。

建設的議論

町山さんがウーマンラッシュアワー村本のネット番組に出演した会を観たけど、なかなか面白い議論だった。 以前茂木健一郎の発言が問題となったとき、松本人志が『ワイドナショー』で見せた態度はハッキリと日本の笑いの方が海外より上、という慢心的なものだ…

お笑い芸人は何ができる?

ENGEI グランドスラムのウーマンラッシュアワーの漫才が素晴らしかった。動画は各自で見つけてもらうとして、昨今の不祥事叩きや偉そうなコメンテーター、清水富美加問題、今村元復興相などをネタにした、完璧に茂木健一郎へのアンサーとなっているエッジの…

日米コメディ論

大分時間が経ってしまった感がある話題だが、先週の「ワイドナショー」での松本人志の前でしょんぼりしていた茂木健一郎を見てどうしても書きたくなった。 というのも、アベマTVの「ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT」でも茂木健一郎が出演し…

天才政治家ものまね少年現る

今日は課題で疲れたので、なんとなくドナルド・トランプのモノマネで検索して見つけた少年の動画を貼るに留めておきます。現る、といってももうこちらでは3ヶ月以上前に話題になったらしいけど、このジャック・アイエロくんは中学校の卒業スピーチを全部大統…

ザ・ロンリー・アイランドが面白い

アメリカのコメディトリオ、ザ・ロンリー・アイランドの新作映画『Popstar : Never Stop Never Stopping(絶対にやめないのを絶対にやめない)』を先日観てきた。

 マイノリティのコメディアンが面白い。

最近友達にKTタタラという日系コメディアンを教えてもらった。 ↑この動画はタタラが初めて日本に行った時に日本人たちのあまりの礼儀正しさに驚いた、というネタ。他にも自らのアジア系の出自をネタにしたものもある。 マイノリティのコメディアンで今一番人…

神童セス・ローゲン、中学時代のスタンダップ・コメディ

最近リスニング力向上のためにスタンダップ・コメディを観るようにしている。詳細はちょっと忘れてしまったが、昔長谷川町蔵さんの「21世紀アメリカの喜劇人」を読んで知ったんだけど、実は昔のアメリカン・コメディでもボケ×ツッコミ型のコンビ漫才があった…