今日先輩に誘われてBリーグのサンロッカーズ渋谷対ノーザンハピネッツ秋田戦を観に行ってきたのだが、素直にその盛り上がりに感銘を受けた。開幕戦ということもあって更に盛況だったのだろうが、なんと言ったって席がないので立ち見なほどお客さんが入っていた。
ニュース記事などでもBリーグが人気を年々集めていることは聞いていた。Wカップやオリンピックでの日本代表の活躍の影響もあるし、今年は渡邊雄太もNBAを蹴ってBリーグを選んだ。試合中の出し物や、販売店のグッズなど、規模はもちろん比較にはならないけれどNBAを目標にしたエンタメ興行を作ろうという気概を感じた。今サンロッカーズは本拠地を青山学院大学の体育館を借りているが、今後Bリーグプレミアに所属するクラブの本拠地は5000人以上の観客席を有するスタジアムに移らないといけないそうだ。サンロッカーズもこれからアルバルク東京と共に来年作られるTOKYO A-ARENAに移るという。
Bリーグは2021年に中期経営戦略を発表しており、当時話題になると同時にここまでリーグを伸ばす事ができるのか懐疑的な目も向けられたが、結果は見ての通り。バスケの実力も大事だが、スポーツを興行として盛り上がるのもどれほど大変な事か。島田チェアマンの天才的な経営手腕を1チームの開幕戦で感じたのであった。