日本も頑張ってる

 今日先輩に誘われてBリーグサンロッカーズ渋谷ノーザンハピネッツ秋田戦を観に行ってきたのだが、素直にその盛り上がりに感銘を受けた。開幕戦ということもあって更に盛況だったのだろうが、なんと言ったって席がないので立ち見なほどお客さんが入っていた。

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 ニュース記事などでもBリーグが人気を年々集めていることは聞いていた。Wカップやオリンピックでの日本代表の活躍の影響もあるし、今年は渡邊雄太NBAを蹴ってBリーグを選んだ。試合中の出し物や、販売店のグッズなど、規模はもちろん比較にはならないけれどNBAを目標にしたエンタメ興行を作ろうという気概を感じた。今サンロッカーズは本拠地を青山学院大学の体育館を借りているが、今後Bリーグプレミアに所属するクラブの本拠地は5000人以上の観客席を有するスタジアムに移らないといけないそうだ。サンロッカーズもこれからアルバルク東京と共に来年作られるTOKYO A-ARENAに移るという。

 

 Bリーグは2021年に中期経営戦略を発表しており、当時話題になると同時にここまでリーグを伸ばす事ができるのか懐疑的な目も向けられたが、結果は見ての通り。バスケの実力も大事だが、スポーツを興行として盛り上がるのもどれほど大変な事か。島田チェアマンの天才的な経営手腕を1チームの開幕戦で感じたのであった。

 

 

 

初代ゼルダ

 今更ながらNintendo Switchで、初代『ゼルダの伝説』を合間にちょこちょこやってみているのだが、これが死ぬほど難しくて、当時のキッズがどうやってクリアできていたのか疑問を抱く。ゲーム内のヒントが乏しく、攻略サイトを見ないと絶対に入ることのできない隠し部屋などもあり、インターネットなどない当時は皆んなどうやって遊んでいたのだろう。

 

 これもまたNintendo SwitchMSX2版の初代『メタルギア』を遊んでいた時に感じた事だが、こちらも一箇所爆弾で壁を壊さないと先に進めない場所があり、こちらもノーヒントだったので驚いたものだ。皆全てのステージの全ての壁を手当たり次第破壊するという途方もない作業を経て進んでいたのだろうか…。

 

 僕は自分で考えて解放に辿り着いた時の快感が好きなので、ゲームなどは攻略情報をなるべく見ないように遊ぶのが好きなんだけど、昔のゲームの難易度は今よりはるかに難しく、80年台のゲームキッズの忍耐力というのは尊敬に値する。むしろ、昨今のゲームの方が緩くなってしまったというべきか…。

 

 

 

悲しいよ、僕は…

 僕は浪人時代に通っていた予備校が大好きだった。知らない人はいない超有名予備校だったが、それまで詰め込み型の勉強だけしかしてこなかった僕にとって、毎日が目から鱗で刺激的だった。どの講師の授業もユニークで楽しく、ただ答えや解法を覚えるだけでなく、なぜそうなるのかという論理を大事にする授業ばかりだった。

 

 その中でも好きだったのは世界史の某講師だった。その講師は授業中に歴史上の人物に憑依し、突然寸劇を繰り広げる。その国や人物が何故そのような政策を取ったのか、なぜ戦争をしたのか、その社会システムはどう言ったものなのか、物語形式で教えてくれるので、歴史用語が単なる単語を超えて頭の中に入っていった。

 

 その講師の特色として、ホームページで師の講義を音声ファイルで配布しているという点だった。まだポッドキャストYouTubeも今ほど流行っていなかった時代で、これは画期的だった。当時はもちろんiPodに入れて通学中に聞いていたし、師の授業は単純にエンタメとして面白かったので、卒業後も度々ホームページに訪れて講義を聞いていた。

 

 ところが、ちょっときな臭いと思ったのは、師のブログだった。師は授業中からも時に感情的になり一人でに歴史上の人物になりきって怒鳴り始める思想の強さも感じられたが、師は愛国保守だった。ただの保守論客ならまだしも、いわゆるネット右翼の言説を展開していて、ヘイトや陰謀論的な主張に満ちたものだった。いつしか師はYouTubeも始めて十数万人規模のチャンネルとなり、保守系の番組やイベントでも頻繁に呼ばれるようになり、百年の恋も冷めるスピードで予備校時代の憧れは消え失せていった。

 

 さて、今日『スケッチブック』のネタを探そうとTwitterを開いていたら、反ワクチンの集会動画が流れてきた。何気なく開いたら、びっくり仰天。師が演説していたのである。反ワクチンなんて、もう保守でも右翼でもなんでもないじゃないか…。大好きだった存在がここまで堕ちぶれる様を見るのはもう悲しい以外の何者でもないし、こんな陰謀論者が今も未成年達の前で教鞭をとっていると思うと、恐ろしくて仕方がない。そういや、なんか気功とかそういうの好きな人だったな…。

 

 余談だが皮肉なことに、僕は最近ワクチンに関する仕事をした。先生、あなたの教え子は大人になりましたよ…。

 

 

ぶり返し…

 病み上がりで仕事行ったツケが来たのか、頭がガンガンして熱も37度台までまた上がってきました。今日もゆっくり休めばよかったのに、色々と業務やっているうちにまた体調がキツくなりました。ブログも休ませてもらいますが、この状態では今週の『スケッチブック』の新作を撮れないどころかネタを思いつくことすらできないので、どうしたもんかなと頭を悩ませております…。まあ、考えても悪化するだけなので、とにかく今は休みます、うう…。

復活…

 昨日はもうブログを苦心する体力がないくらい風邪でダウンしていました。翌日、つまり今日仕事があるのに、39度台の熱が出ていて焦りましたが、とにかく寝ることに集中したら今朝36度台まで下がり、無事に仕事に行くことができました。幸い、高原検査も一応しましたが、結果は陰性でした。

 

 しかしまあ、もう個人事業主になってから4年経ちますが、今更ながら今回の教訓で気がついたのは、健康は重要な資産ですね。当たり前の話を何言ってんだという話ですが、僕が会社員なら1日2日病欠してもまだ給料は振り込まれますが、フリーランスの僕が仕事を休むと生活費に困窮する死活問題になるわけです。信用が傷ついたら次回以降呼ばれなくなる可能性もあり、1回の病欠が永遠の傷となる可能性すらあるのです。

 

 まあでも病気は誰だって罹るものなので責めても仕方がないのですが、体調管理はより一層気をつけようと思った次第でありました。