仕事がない…

 実は今年、フリーランスとして大きな仕事がまだ一つも入っていない。もう3月も末である。話だけはちょくちょく受けているが、入っては何かの因果で無くなっていく、という例がもう3件も続いた。どれもギャラが良さそうな案件だったので、結構懐がイタい。しかも何が辛いかって、正直去年の年収があの海外の現場のせいでおかげでとても良かったので、今年の税金の支払額が跳ね上がりそうで今から頭を抱えている。日本の映像現場が低賃金でスタッフを働かせているの、ひょっとして税金から守るためだった…?

 

 金が全てではないが、金は大事である。僕にとって金はそのまま表現活動の資金となるので、今の状況はアウトプットも限られてしまって精神的によろしくない。ああ、どっかの石油王が気まぐれに油田を一つくれないかしら…。こんな可哀想なディレクター、誰か雇ってください!

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新作コント『自民党がLGBTを学んでみたら…』公開!

 春の垢BAN覚悟祭り!と銘打った新作コントの三連発、最終回に当たる新作コントを公開いたしました。

 

 もちろん、元ネタにしているのは最近の自民党の政治家たちのちょっと信じられないくらいLGBTコミュニティへの配慮の欠けた前近代的な発言や言動です。実は、コントの内容面での元ネタもありまして、『キー&ピール』の「Gay Wedding Advice」に影響を受けています。今回のコントはいつまで経っても性的少数者の皆さんへ続く不寛容や無理解を過度な浅薄な認識として表現しましたが、現実は対して外れていないのが恐ろしい所です。

 

 なお、今月発表した3本のコントは全て同じ日に撮られたものですが、毎週編集するたびに新しいスキルを覚えたり改良を加えられたりして、1週間ごとに上手くなっているように見えるのが楽しかったです。特に今回はDavinci Resolveでのカレコレ・カラグレを覚えました。まだまだベーシックなレベルですが、今回のコントが色彩的に目に留まりやすいのは、予告編時の映像と比べても明確ではないでしょうか。

 

 

 あと、今回のスケッチは内容の方も編集的にも結構自信作でした。再生数自体はそんなに大きくないのですが、その甲斐あってかいつもよりコメントや引用RTなどが多い気がして嬉しい限りで。InstagramでもLGBTQコミュニティの方々から共感の声を得て、本当に作って良かったなぁと思います。

 

 さて、今回でネタのストックは切れてしったので、そろそろ新しいコントを作らないといけないですね。ああ〜面倒くさい…。