今海外の映画監督が日本の若手監督に演出を教えるワークショップの通訳として参加しているんですが、自分自身学びがいのある大変面白い講義で、お金もらいながらこんなに学んでいいんだろうかワクワクして仕事しています。この講義を受けて思うのは、海外での演出はやはりブロッキングがかなり重視されるなとよく思います。ブロッキングは前に『SKITBOOK』のコントでも解説しましたが、演技での立ち位置を入念に決めるリハーサルですね。
ブロッキングが映画において効果的な分かりやすい例は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のこのシーンがよく思い浮かびます。トニー・スタークがスティーブ・ロジャースと口論するシーンなのですが、シーンを通して二人の力関係が入れ替わり、その感情に合わせてトニーとスティーブの位置が入れ替わります。ただの会話シーンをサスペンスフルに盛り上げる名シーンだと思います。
逆に一昔前の邦画では、会話シーンで突っ立てるだけだったり、対面しているだけなのが多いですが、これはブロッキングがちゃんと考えられていないからですね。…ってなんか昔似たようなこと書いたなと思ったら、8年前のブログでも『シビル・ウォー』を引用していました。
でも、日本人ってそもそもあまり感情を体で表現することを得意とする文化ではないので、難しいですね。




