アーカンソーには行くな!

 普段ドラマを全然見ない僕が寝るまま惜しんで観るほどすっかり夢中になってる『フアン家のアメリカ開拓期』ですが、たまたまアーカンソーが出てきてビックリ!

 

 誤って鑑賞したセクハラ啓発ビデオのせいで、逆に男児たちが小学校で意味も分からず女の子達にセクハラをするのが問題となる。先生から「ご自宅できちんと性教育をするように!」と指導されたお父さんが、息子のエディくんに男と男の会話を交わすシーン。お父さん自身の色んな体験を聞かされて目から鱗がボロボロ落ちて大人の階段を登るエディくんなのですが…。

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お父さん「アーカンソーには行くな」

 

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お父さん「色んな楽しいことが法律で禁じられている」

 

 あまりにも唐突だったので思わず吹いてしまいましたが、確かに僕が留学してた場所はキリスト教原理主義が幅を利かせているドライカウンティ(乾いた郡)で、今でも酒の販売が禁じられている地域だし、過去にはオーラルセックスですら非道徳的とみなされていたみたいであながち間違ってないよな!こういう文脈でしか出てこないアーカンソー本当に可愛らしい。

 

カツを咥えた議員を追っかけて

今日のじみんとー学級会ニュース。

(省略)

 首相陣営は20日昼、東京都内のホテルで「必勝出陣の会」を開催。首相も出席して結束を確認した。首相を支持する衆参議員用に験担ぎのカツカレーが333食分振る舞われ、完食された。業界団体関係者ら議員以外の出席者用には別途、カレーが準備されていたという。

 ところが、実際に首相が得た議員票は329票。少なくとも4人がカレーを食べながら首相には投票しなかった計算になる。陣営幹部は嘆く。「カレーを食べて首相に投票しなかった議員がいる。一体だれなんだ」

 

 このあいだの「ゴルフだけなんでダメなんですか*1」に続いて、政治家以前の問題として大の大人が何言ってんだって話です。4人で済んだだけで感謝しろよ!

 

 今回の総裁選で破れた対立候補石破茂も験担ぎとしてカツカレーを食っていたそうですが、カツと名の付くもんを食って勝利を願うって、亀の甲羅の割れ目で政治を占っていた時代とどう違うんだろうか。

 

 ちなみに受験でもよく験担ぎで試験の前夜か昼飯にカツを食う人は多いですが、あれ実は消化に悪くて実はよくないらしいですね。かくいう僕も受験前夜に母が見事なトンカツを作ってくれましたが。あれは人生でもトップレベルの美味さのカツでしたよ、お母さん。受験には落ちたけど…。

 

すぐる プレミアムカレーカツ 1枚×30袋

すぐる プレミアムカレーカツ 1枚×30袋

 

 

*1: 

言わずもがな

 当たり前だよなぁ?

 

 割と冗談でもなく僕にとっての人間的な生活の基準は「映画館に行く暇があるかどうか」が重要なファクターとなっており、どんなに忙しくても地を這ってでも週一回は映画館に行くようにしています。たまにが「映画館に行けるくらいなら追い込みが足りない」などと酷いことを言って来る人がいますが、映画館に行く暇がないくらいなら僕はフリーターにでもニートにでもなります。あと、「別に家で見ればいいじゃん」とか聞いてもないのに無粋なことをぶつけて来る人間(僕の父親とか)もゴマンといましたが、一々反論するのもバカらしい。もっと人類が頻繁に映画館に足を運ぶようになれば戦争もなくなるんじゃなかろうか。皆映画館に行こう。

 

映画館物語―映画館に行こう!

映画館物語―映画館に行こう!

 

 

バナナはおやつに入りますか?

 もう記事タイトルを読むだけで笑ってしまうのですが、

 

いや、ダメだよ!

 

 首相という立場でありながら利害関係を持つ可能性のある相手と親密にしていることが批判されているんだから、ゴルフでもテニスでもバスケでも草野球でも将棋でもチェスでも映画鑑賞でも風俗でも批判されるに決まってるだろ!

 

 なんかこう、世界的に子どもの屁理屈がうまければうまいほど一国の長が務まる風潮が流行ってませんか?こんなんじゃ子どもたちに示しがつかないって!

 

将棋世界 2018年10月号

将棋世界 2018年10月号

 

 

アイデンティティの戦い/『クレイジー・リッチ!』★★★

 全米で大ヒット中のロマコメ『クレイジー・リッチ!』をAMCエンパイアで鑑賞。監督は『GIジョー バック2リベンジ』『グランド・イリュージョン/見破られたトリック』のジョン・M・チュウ。脚本はピーター・チアレリ、アデル・リム、音楽はブライアン・タイラー。主演はテレビドラマ『フアン家のアメリカ開拓期』のコンスタンス・ウー、共演にヘンリー・ゴールディング、『グリーン・ディステニー』ミシェル・ヨー、『オーシャンズ8』オークワフィーナ、『ハングオーバーケン・チョン、『アナイアレイション -全滅領域-ソノヤ・ミズノ、他。

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RIP 樹木希林

 女優の樹木希林さんが亡くなりました。

 樹木希林さん(以下敬称略)の訃報にここまで心を動揺してしまうのは、なんとなく彼女には不老不死の印象があったからです。その長いキャリア故にフィルモグラフィーは膨大で、僕のようなにわか映画ファンはとても見切れてはいませんが、映画で樹木希林を見掛けるとといつも独特な風格のお婆さんを演じていてある種の安心感がありました。大学の時名画座で観た藤田敏八の『赤ちょうちん』(1974年)が恐らく僕が知る限りで一番若い樹木希林ですが、40年以上前から既にお婆さん役を演じていて衝撃を受けた記憶があります。

 

 また、2013年の日本アカデミー賞の授賞式をテレビで見ていた際、樹木希林がスピーチで顔が全身に転移していたことも覚えていますが、それから一切彼女の病気のニュースについては聞かず、変わらず是枝監督の映画に出演していたことも不老不死のイメージを強く印象付けているのでありました。しかし、当然ながらそんな人間はいるはずもなく、癌になっても作品に出続けることができたのは偏に彼女の常任離れした力強さ故でしょう。

 

 実は樹木希林はジャパン・カッツというNYの日本映画祭で今年の7月に来米していました。彼女は沖田修一の『モリのいる場所』の舞台挨拶に登板しており、僕も凄く観に行きたかったのですが、仕事の忙しさにかまけて観にいくことができませんでした。そんな彼女の在米中のインタビューが、運命のイタズラか昨日発売されたニューヨークの週間邦字紙『ニューヨークBiz』に載っていました。

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 ああ、やっぱり忙しくてもジャパン・カッツに足を運ぶべきたったと、街で見かけた情報誌を片手に後悔するのでありました。ご冥福をお祈りします。