おやすみなさい

 宣言通り明日は朝早いので今日は休みます。いつもブログのネタどーしようかあーしよかで睡眠時間が削られている節があるので、継続には思い切りも大事です。

水曜から出張です。

 まだ働き始めて2週間強ですが、水曜日から来週月曜日まで出張に行くことになりました。明日も早く寝る予定なのでまともな更新ができるか分からないので、今のうちに断っておきます。やっぱり、社会人になってから思ったよりもブログを書く時間がないですね。何か対策を見つけなければ…。

少年と自転車

 ファゾム・イベンツという特殊興行団体が月一で開いている名画座上映で『E.T.』の35周年上映を見て来た。最後にスクリーンで観たのは20周年上映の時だけど、劇場版を映画館で見るのはこれが初めて。VHSの時代から数え切れないくらい観てきた作品だったのに、目玉が溶けるんじゃないかってくらいボロボロ泣いた。

 

 僕が泣き始めたのは、エリオットとマイケルと悪ガキ集団が自転車で大人たちの手を逃れて疾走し始めたところ。飛翔するシーンのカタルシスは言わずもがなだが、それでも自転車で走ってるだけですごい高揚感だ。つい最近も『IT/イット “それ”を見たら、終わり。』を観た直後を書いたけど、映画における少年と自転車の相性は抜群だ。 

 

 上記記事を書いた時は少年が自転車を漕ぐだけで何故こんなにも心地よくなるのかが謎だったが、今日『E.T.』を観て分かった。自転車は子どもの持つ可能性を無限に開く神器だからだ。

https://1.bp.blogspot.com/-R5TZ69PJNp4/Vt9Ypehb91I/AAAAAAAABag/bDVwlAg1kag/s1600/Bike.jpg

 

 当たり前だが、大人と比べて子どもの能力には限界がある。体力的にも金銭的にも制限が付きまとい、行動範囲が狭められる。日本やニューヨークのように交通機関が発達しているならばまだしも、モータリゼーションが行き渡っているアメリカの郊外で子どもたちが自分の足で行ける距離は限られている。

 

 しかし、自転車があれば行動圏が圧倒的に広がる。自分が普段通ることのない未知の領域まで行ける。『スタンド・バイ・ミー』を元に企画された『ポケットモンスター』で冒険を助けるアイテムに自転車が採用されたのも同じ理屈だ。

 

 そして自転車は距離だけでなく地形にも強い。『E.T.』でエリオットとマイケルはわざわざ盗んだ車から自転車に乗り換える。一見車の出せるスピードを考えると非効率的に見える。当然彼らはパトカーに追われるが、狭い道や急な坂道、崖を縦横無尽に駆け回る自転車にパトカーが追いつけない。

 

 スピルバーグが本作のキーアイテムに自転車を選んだのはこれらのことを踏まえてだろう。マイケルがまだ自動車免許を取得できず運転に不慣れな様子を写しているのは無考えの演出じゃない。車じゃダメなんだ。自転車は少年たちにあらゆる場所への冒険の扉を開く鍵なのだ。自転車だから飛べるのだ。

 

 そういえばこの夏日本に帰った時『モンスターストライク』を機内で観た。ジュヴナイル映画で評判も良かった気がするんだけど、イマイチ乗れなかった。少年たちの移動手段が自動運転の車、という便利の良さもひょっとしたら「一夏の冒険感」を薄めていた原因なのかもしれないね。

 

E.T. (字幕版)

E.T. (字幕版)

 

 

 

It: Film tie-in edition of Stephen King’s IT (English Edition)

It: Film tie-in edition of Stephen King’s IT (English Edition)

 

 

 

 

スパイダーマンの風景

 新居はクイーンズにある。結局仕事先まで45分と若干遠いが、クイーンズは好きだ。去年の夏インターンをしていた時は一ヶ月間サニーサイドで暮らしていた。忙しいマンハッタン、洒落たブルックリンと比べて、クイーンズはどことなく落ち着いている。

 

 クイーンズは7番線でマンハッタンと繋がっているが、マンハッタンを抜けた瞬間に英語が全く聞こえなくなるのが面白い。中国語も聞こえてくるし、韓国語も聞こえるし、スペイン語だってヒンドゥー語だってどこの言葉か分からない言葉も聞こえてくる。この異国感がたまらなく好きだ。

 

 NYニ友達もほとんどいないので、休日にやることと言ったら散歩しかない。どうしても撮りたかった写真があったので、昔使っていた駅を降りる。

 

 実は『スパイダーマン ホームカミング』の予告編を見て一番ワクワクしたのは、去年住んでいた地域がロケ地になっていたことだった。こんなところで学園映画やられたら、そりゃアガるよね! 

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック

「スパイダーマン:ホームカミング」オリジナル・サウンドトラック

 

 

引越し完了

 遂に遂に遂に定住できました…。仕事前に大家さんがなんと前のアパートに残りの荷物を全て取りに来てくれて、更にそのまま職場まで送ってくれた。いやぁ、家があるって本当に良いものですねぇ。朝から通常通り更新したいと思います。

ラスト・オブ・ヤドカリ生活

 仮住まい最後の日で、明日からやっと定住します。新居の大家さんが引越し手伝ってくれてるんだけど、なんと仕事先まで車で迎えにきてくれる優しさ。

 

 この大家さんがすんごい面白いんだよね。多分50歳くらいかな、中国系なんだけど生まれてこのかたずっとNYに住んでいて、完璧なブルックリン訛りで喋るの。日本語のイメージだと江戸っ子口調みたいな。初めての会話は電話からだったんだけど、実際に会ってみてアジア系だったから凄い驚いた。

 

 NYのことなら何でも知っていて、住所さえ教えれば地図を見ないでそこまで行けちゃう。本当に色んな土地の細かい事情まで知ってて、今日はマンハッタンに住むユダヤ人と南アフリカのダイヤモンド貿易ビジネスについて教えてもらった。なんか、週刊実話とかナックルズとか、そんな下世話な週刊誌を読んだ面白さがある。多分彼は今後もこのブログに登場するでしょうな。