北海道のホテルは大体朝食に海鮮食べ放題がついている気がするが、この日は夫婦揃って寝坊で朝食が終わっており、泣く泣くコンビニ飯。旭川に向かう電車が13時なので、今日から開かれる稚内市北方記念館へ。地元の小学生が招かれてテープカットしていたが、客は少なくちょっと寂しい…。
北方記念館自体は興味深く、樺太を発見した間宮林蔵の展示や稚内に生息している動物、アイヌなどの少数民族、樺太の歴史などを学べる郷土博物館である。特に太平洋戦争末期で樺太をロシアに奪われたのは稚内市民にとってはトラウマのようで、日本語表記の樺太地図まで売っているのは印象的だった。
記念館は展望台にもなっていて、てっぺんからは稚内の景観が臨める。エレベーター内にはタワーを全国のタワーとゴジラやキングギドラの高さと比べてる図があってちょっとウケた。
最後に、嫁さんが稚内で1番行きたがっていた日本最北端のマクドナルド。ただ、マックはどこでもマックなんだな…。若い家族が多いかったのは印象的だった。
特急で旭川へ。3時間半くらいあるので今週の『スケッチブック』の編集をしていたが、こういう旅行の時に限ってかなり手の込んだ内容で全然終わらない。どうしよ…。車窓の風景も全然楽しめなかったな。あと、揺れが結構激しかったので、乗り物酔いしやすい人は注意かも。
旭川は稚内よりはずっと大きい都市。買い物公園という綺麗に整備された商店街が印象的だ。
そして都内ではもう散ってしまった桜も、旭川では今日満開になったばかり。なんだかお得な気分。
