映画の編集をしてたら1日を終えてしまった…。書くこともなく(あるけど)眠いので休みます。
アメリカ流ホラーの見方
ついさっき今日公開されたばかりの『アナベル 死霊人形の誕生』を観てきた。昨日の先行上映の結果おそらく今週末の興行収入トップに躍り出ることを予想されているだけあり、夜一番最後の回にもかかわらず客席は埋まっていた。
アメリカ人の映画鑑賞スタイルが感情豊かなのは知られていると思うが、ホラー映画となるとまあ凄い。登場人物がホラーあるあるな行動を起こすと「何やってんだよ、早く逃げろ!」「バカ、扉を閉めろ!」「なんで戻るんだよ!」と、観客席のあちこちから「志村後ろー!」とばかりに叫び声が入る。
一見映画のバカな展開に呆れてツッコミを入れてるのかと思うけど、思った通りの展開になると「アンギャーー!」って悲鳴があちこちで上がるの。今日の隣に座ってた黒人の兄ちゃんなんて驚きすぎて立ち上がったからね。邪魔だよ!
怖い映画見てるつもりなのに(実際『アナベル2』のホラー演出は素晴らしく怖くできてる)、周りの過剰な反応が面白くてついつい笑ってしまう。ある意味迷惑だよ!
一体この人たちはどういうつもりでホラー映画にツッコミを入れてるんだろうと考えると、多分「押すなよ、絶対に押すなよ〜!」と映画の登場人物達の前で熱湯風呂の上を歩く感覚を楽しんでるんだろうね。
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ノーランが意図したビジョン/『ダンケルク』★★☆
ダンケルク撤退作戦を描いたクリストファー・ノーラン最新作『ダンケルク』を通常35mm上映版とIMAX 70mm上映版を鑑賞。ノーランは監督以外に脚本・製作も手がけ、奥さんのエマ・トーマスも製作に参加。IMAX65mmカメラをメインにホイテ・ヴァン・ホイテマが撮影監督を務め、音楽はハンス・ジマーが作曲。メインキャストにトム・ハーディ、マーク・ライアンス、キリアン・マーフィー、ケネス・ブラナーの他、フィオン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ローデン、1Dのハリー・スタイルズら新鋭が集結。
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