ハクナマタタ

 本日は色々と映画ニュースが更新されたのですが、ジョン・ファヴローが手がける実写版『ライオン・キング』に関するニュース。

 

 なんと、俺たちのセス・ローゲンがプンバァに!「ハクナ・マタタ(心配ないさ)」ってマリファナ吸いながら言ってる姿しか思いつかないよ!そもそも原作アニメでもティモンとプンバァは責任から逃れて自由気ままに暮らしてるヒッピーっぽいところがあるしなぁ。

 

 ということは、新しい『ライオン・キング』ではティモンとプンバァに育てられたシンバはもちろんストーナーに!で、ハッパふかしながら夜空の星を眺めながら「なあ、宇宙人っていると思う?」みたいな会話を続けるわけだ。セスのあのボンクラ笑いとかあってさ。そこへナラがシンバを探し出すんだけどシンバはハッパでハイになってるから全くプライドランドへ戻ろうとも思わない。ナラは怒って帰る一方で、遂にシンバにも責任を持った大人になる時が来て…っていつものジャド・アパトー映画を『ライオン・キング』でやってくれたら僕は大満足だぞ!

 

 

 

 

ゴールデン・サークル

キタキタキタぞおおおおお、『キングスマン』の続編『Golden Circle』の予告編だあああ!

 

 相変わらずの『007』っぽい秘密基地描写、カウボーイ&片腕マシン戦士と、ワクワクする要素てんこ盛り!そういや、『キングスマン』はこっちに来るときの飛行機で見たんだよ、その続編が卒業する年に公開ってなんか感慨深いね。

 

キングスマン(字幕版)
 

 

ユニバーサル・デザインの極地/『ワイルド・スピード ICE BREAK』★★★

 『ワイルド・スピード』最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』を鑑賞。監督は『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・クレイ、脚本は三作目『TOKYO DRIFT』からシリーズに参加しているクリス・モーガン。主演は製作も務めるヴィン・ディーゼルドウェイン・ジョンソンジェイソン・ステイサムミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンリュダクリス、ナタリー・エマニュエル、カート・ラッセルエルサ・パタキーらおなじみの「ファミリー」に加え、シャーリーズ・セロンヘレン・ミレンスコット・イーストウッドらが参戦。

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ギミチョコ!!

 今日はレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブがリトルロックであった。僕の世代は大抵『デスノート』の主題歌から「ステイディアム・アーケイディアム」からファンになる人が多く、かくいう僕もその一人だったんだけどこれ行けないのはかなり悔しかったなぁ…。

 

 んで、レッチリのライブに行く友達がもう一つ楽しみにしてたことがあって、なんと前座がBABYMETALなの!海外で人気があるとは聞いてたけど、まさかここまで人気だったとは思わなかったよね…。友達から送られてくるスナップチャットからも盛り上がってる様子が見れる。なおさら行けないことが悔やまれる、うう…。

 

METAL RESISTANCE(通常盤)

METAL RESISTANCE(通常盤)

 

 

世紀末

 金曜だってのに7時半まで課題やらされてて、疲れを癒すために雷雨の中ダウンタウンのバーへ。友達と飲んでると、怒声が聞こえてくる。声の方を見ると高そうなスーツを着たおじさんが若者たちに怒鳴っていた。「トランプは正しかったんだ!反対派の意見なんて糞食らえ(Fuck that shit)!」

 

 ヤベーやついるなぁと笑ってたらおっさんが僕たちのところまで来た。「ガハハハ、楽しんでるか!」肩を組まれた陽気なパキスタン人の友達は笑いながら返してたけど、思いっきり酒臭いしフラフラで迷惑だった。「ここはニガーだらけだな!」一瞬心臓が止まりかけた。というのも、僕たちの輪の中には黒人の友達もいたもんで、彼の顔を見ると明らかに不愉快そうだった。黒人の前でニガーを使えば殺されたって仕方がない。

 

 さらにメキシコ人の友達の方を向いて「ファッキングリンゴは嫌いか!?」グリンゴスペイン語でよそ者という意味で、主に白人に対する蔑称だが、ここでは皮肉で使っている。酒のせいでもう言葉の制御が効かなくなってしまっているのだ。

 

 その黒人の友達もメキシコ人の友達も穏やかな性格だったから幸い喧嘩にもならなかったが、最終的には大声を出していたせいで腕っ節の強いバーの警備員に追い出されてしまった。追い出される時にグラスを割ってたけど。

 

 飲んでた友達のうちの一人にそのおじさんのことを知っている人がいたので詳しく話を聞いて見ると、どうも最近仕事を失ってヤケになっていたそうだ。そういえば確かに「俺はビジネスを始めるんだ」「一攫千金を狙ってやるぜ」だとか言っていた。職を失った人間がマイノリティにヘイトを向けるのはよく聞く話だ。「じゃあ、仕方ないね」と黒人の友達が肩をすくめてて大人だなぁと思った。

 

 帰り道の夜中、パトカーが大量に出動していた。雷鳴で気がつかなかったが、近所で銃声が響いたらしい。違う友達の家に寄るつもりだったが、やめておいた。世紀末を感じる夜であった。