今学期この学校に来たばかりの交換留学生の日本人の女の子がキリスト教徒の友達にこんなことを言われたらしい。「せっかくこうして出会えたのは素敵な運命なのに、一緒に天国に行けないのは残念だね」*1なんたる傲慢!これセスとエヴァンが『ディス・イズ・ジ・エンド』を作った動機と一緒だよ!*2
このようにアーカンソー州はいわゆるバイブルベルトに位置しており、聖書に書いてあることを一字一句信じる保守派のバプチスト派が多数を占める。誤解しないように言っておくと、僕は宗教は否定しない。ただし、キリスト教以外の価値観を全て否定するこういったキリスト教右派の連中の押し付けがましさだけは我慢ならん。優しい顔して聖書を盾に平気で差別発言するし。お前らと死んでも一緒になるくらいなら、喜んで地獄へ行くわ!
一方で、キリスト教的価値観ならではの娘への愛を語ったスタンリッジの素晴らしいインタビューをTwitterで見かけたので貼っておく。
中日スポーツ4面。3年前に生後間もない日本人の女の子を養子として迎え入れたスタンリッジのインタビュー記事。娘さんが大きくなって家族の中で自分だけ姿形が違うことに疑問を持ったらどう説明する?という記者の質問に対する返答が素晴らしい。 pic.twitter.com/58TD7bDG0A
— miura takahiro (@philomiu) 2016年7月25日
本来はこういった多様性を容認するのがアガペーなんじゃないんかね。南部の連中は恥じ入るべし!