やっとこさ『君の名は。』がアメリカでも公開されるっす。
春休みに行ったハワイから帰りの飛行機で『君の名は。』が上映されてたんだけど、せっかく1年近く待ったのにここにきて小さなスクリーンで観るのはもったいない!と我慢するくらいには楽しみにしてたんだけれども、情報が解禁されて唖然。なんと一番近くのメンフィス(車で片道1時間20分)の劇場では英語吹き替えしかやってないのである。クソ、だから字幕の読めない南部アメリカ人は嫌いなんだ! ちなみにアーカンソー州都リトルロック(車で2時間20分)でも同じ結果。
なんとかならんかなーと周辺のスポットを探した結果、テネシー州都ナッシュビルの劇場が字幕版を上映していることを知る。ただ、問題は片道4時間かかるってことなんですけどね。
ということをいつも一緒に映画を観に行ってくれるメキシコ人の友達に相談したら間髪入れる暇もなく「行こうぜ!」と、フットワーク軽いなお前!というわけでですね、我々は往復8時間かけて『君の名は。』という1本の映画を観に行くんですよ。色んな人間にバカじゃないかとか笑われたりしたんですけど、こちとら『ヘイトフル・エイト』70mmフィルム版を観にテキサス州ヒューストンまで飛んでるからね*1!しかもあんときは嵐にあって中継地ダラス空港で10時間も待った経験もしてるんで、4時間のドライブくらい痛くもかゆくもないぜ!
ちなみに、日本で大きな評判を呼んでいることだけが伝わって勝手に期待値が高まった挙句、やっと1年待ってアメリカでも公開されるされるこの感じって、『スター・ウォーズ』が1978年に日本にやってきた時と真逆の現象が起きてるよね。
*1: