もしも僕がアカデミー協会員だったらどれに投票するか2019

　さて、今年もアカデミー賞がやってまいりました。僕にとってのアカデミー賞はスーパーボウルです。

　2017年からやっているこの企画ですが、その趣旨は受賞者の予想をすることではありません。そんなものは世の映画評論家の方々((町山さんのこの一連のオスカー予想が面白い。

日本時間月曜日朝に迫った今年のアカデミー賞授章式の中継で解説します。今年は予想不可能なほど混戦してますが、仕事なので今年も予想させていただきます。まず作品賞は、本命は『ROMAローマ』。不利な点はNetflix製のメキシコ映画という非ハリウッド性。対抗は（続く）
— 町山智浩 (@TomoMachi) February 22, 2019

))に任せればいいのです。なので、僕は一映画ファンとして「もし自分が投票資格のある各部門のアカデミー協会員だったらどの作品に票を入れるか」というごっこ遊びをやっているだけです。そんなごっこ遊びですが、結構真剣に選んでますので、以下参考までに！

太字は僕が投票したい作品

灰字は未見の作品

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作品賞

ブラックパンサー
ブラック・クランズマン
ボヘミアン・ラプソディ
女王陛下のお気に入り
グリーンブック
ROMA/ローマ
アリー/ スター誕生
バイス

監督賞

スパイク・リー – 『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ – 『COLD WAR あの歌、2つの心』
ヨルゴス・ランティモス – 『女王陛下のお気に入り』
アルフォンソ・キュアロン – 『ROMA/ローマ』
アダム・マッケイ – 『バイス』

主演男優賞

主演女優賞

ヤリッツァ・アパリシオ - 『ROMA/ローマ』
グレン・クローズ - 『天才作家の妻 40年目の真実』
オリヴィア・コールマン - 『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ - 『アリー/スター誕生』
メリッサ・マッカーシー -『ある女流作家の罪と罰』

脚本賞

デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ - 『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー - 『魂のゆくえ』
ニック・バレロンガ、ブライアン・ヘインズ・クリー、ピーター・ファレリー - 『グリーンブック』
アルフォンソ・キュアロン - 『ROMA/ローマ』
アダム・マッケイ - 『バイス』

脚色賞

ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン - 『バスターのバラード』
チャーリー・ワクテル、デヴィッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット - 『ブラック・クランズマン』
ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティー - 『ある女流作家の罪と罰』
バリー・ジェンキンス - 『ビール・ストリートの恋人たち』
エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ - 『アリー/スター誕生』

助演男優賞

マハーシャラ・アリ - 『グリーンブック』
アダム・ドライバー - 『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット - 『アリー/スター誕生』
リチャード・E・グラント - 『ある女流作家の罪と罰』
サム・ロックウェル - 『バイス』

助演女優賞

エイミー・アダムス - 『バイス』
マリーナ・デ・タビラ - 『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング - 『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン - 『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ - 『女王陛下のお気に入り』

撮影賞

ウカシュ・ジャル - 『COLD WAR あの歌、2つの心』
ロビー・ライアン - 『女王陛下のお気に入り』
キャレブ・デシャネル -『Never Look Away』
アルフォンソ・キュアロン -『ROMA/ローマ』
マシュー・リバティーク -『アリー/スター誕生』

編集賞

バリー・アレクサンダー・ブラウン - 『ブラック・クランズマン』
ジョン・オットマン - 『ボヘミアン・ラプソディ』
ヨルゴス・モヴロプサリディス - 『女王陛下のお気に入り』
ポール・J・ドン・ヴィトー - 『グリーンブック』
ハンク・コーウィン - 『バイス』

美術賞

ハンナ・ビーチラー、ジェイ・ハート - 『ブラックパンサー』
フィオナ・クロンビー、アリス・フェルトン- 『女王陛下のお気に入り』
ネイサン・クロウリーキャシー・ルーカス - 『ファースト・マン』
ジョン・マイヤー、ゴードン・シム - 『メリー・ポピンズリターンズ』
エウジェニオ・カバイェロ、バーバラ・エンリケス - 『ROMA/ローマ』

衣装デザイン賞

メアリー・ゾフレス - 『バスターのバラード』
ルース・E・カーター - 『ブラックパンサー』
サンディ・パウエル - 『女王陛下のお気に入り』
サンディ・パウエル - 『メリー・ポピンズリターンズ』
アレクサンドラ・バーン - 『ふたりの女王メアリーとエリザベス』

メイクアップヘアスタイリング賞

ゴーラン・ルンドストローム、パメラ・ゴールドアンマー - 『Gräns』
ジェニー・シャーコア、マーク・ピルシェア、ジェシカ・ブルックス - 『ふたりの女王メアリーとエリザベス』
グレッグ・キャノム、ケイト・ビスコー、パトリシア・デハニー - 『バイス』

作曲賞

ルドウィグ・ゴランソン - 『ブラックパンサー』
テレンス・ブランチャード - 『ブラック・クランズマン』
ニコラス・ブリテル - 『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ - 『犬ヶ島』
マーク・シェイマン - 『メリー・ポピンズ　リターンズ』

歌曲賞

"When a Cowboy Trades His Spurs for Wings" デヴィッド・ロウリングス、ギリアン・ウェルチ - 『バスターのバラード』
「オール・ザ・スターズ」マーク・スピアーズ、ケンドリック・ラマー・ダックワーズ、アンソニー・ティフィスケンドリック・ラマー・ダックワーズ、アンソニー・ティフィス、ソラーナ・ロウ - 『ブラックパンサー』
「幸せのありか」マーク・シャイマンマーク・シャイマン、スコット・ウィットマン - 『メリー・ポピンズリターンズ』
"I'll Fight" ダイアン・ウォーレン - 『RBG 最強の85才』
「シャロウ〜『アリー/ スター誕生』愛のうた」レディー・ガガ、マーク・ロンソン、アンソニー・ロッソマンド、アンドリュー・ワイヤット - 『アリー/ スター誕生』