サンクスギビング最終日は同僚の あみん が監督するファッションビデオを手伝いました。
嬉しいことに共同監督して欲しいと頼まれたのですが、いざ自分でディレクションする時はついついアタフタしちゃって難しい。日本語でも難しいのに英語だと輪をかけて難しい。ひゃー、精進あるのみです。
この休暇で『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を観てきたっす。映画としては…うーん、この後予定通りまだ3作も続くと考えると中々に辛いものはありますが、僕がこの映画で超面白いと思ったのはエンドロールであります。
別に流行りの映画みたいにミッドクレジットシーンやエンドクレジット後のシーンがある訳ではないのですが、通常映画には監督や役者に対しアシスタントが付きます。ところが、『ファンタスティック・ビースト2』にはジョニー・デップのアシスタントが二人くらい、サポートが五人くらいついていたのです。
これ完全に記憶に頼ってるので、実際には数が違うかもしれません。ただ、他の役者にはこれほど多くなスタッフはついておらず、また他の映画でも一人の役者に対しえこれだけ多くのスタッフがクレジットされることも滅多にないです。ご存知の通り、近年のジョニー・デップはかつての人気の絶頂期だった頃の面影はなく、撮影はすっぽかすは現場では暴力沙汰を起こすはですっかり問題俳優になってしまったのですが*1、恐らく僕が知らないだけで『ファンタビ2』の現場でも相当扱いにくい役者だったのではないかと妄想させる面白いエンドクレジットでした。
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 レンズと光の魔法――メイキング・ブック (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
あ、でも大好きなジョニデの名誉のために言っておくと、彼の映画内での演技力そのものは素晴らしかったです。
*1:
ブラックフライデーでNYのブックオフが本・ブルーレイセールを実施してたので色々買ってきたっす。
…と、僕は週末ブックオフでBDを漁るのが趣味なんですが、遠足は家に帰るまでが遠足であるのに対し、BD購入は買うまでがBD購入なんですよね。僕はすぐに映画ソフトを買うくせに買っただけで満足してしまい、開封もせずに本棚に並べておく、ということをよく繰り返しています。で、今回また懲りもせず何枚もソフトを買ってしまったけど、一体そんな感じで観ないで貯めてきてしまったBDはどれくらいあるんだろう?とふと気になり、棚から出してみました。
うわぁ…。(ドン引き)所有しているBD自体はもっと多いのですが、開封していないものだけでこの量です。昔から積みDVDする癖は持っていましたが、社会人になってお金に余裕ができてからというもののその悪習が加速し、とんでもないことになってしまいました…。自分でも何を買ったのか把握する備忘録として、今日は僕がどう言った理由でこれらの映画を買ってしまったのか紹介したいと思います。
これらは日本で当時貴重だったので即買いしたのですが、『アンブロークン』は日本で公開され、『恐怖奇形人間』に至ってはついに最近日本でもソフトが発売されてしまうという始末…。
ホラーを観始めたのは大学卒業辺りなので、これまで避けて来た分余計に漁るようになりましたね。でも買っても観てないんじゃ何の意味もないわけで…。
もちろん僕はコメディ映画も好きなので、こちらもついつい漁ってしまう。ただ、好きなコメディ映画はyoutubeにあるギャグシーンを観ちゃうので、これも中々本編を開けられない要因になってしまっている…。
日本じゃ高い怪獣映画のソフトもアメリカだと数枚組セットで更に低価格で売られているのでツイツイ手を出してしまう。そして怪獣映画は観たことがあるのがほとんどなので、余計に開封するのが後回しになってしまう…。
怪獣映画と似ているが、日本だと手が出しづらい作品もアメリカだといい値段で売っており、更にクライテリオンだとデザインもオシャレ。まあ、大事なのはケースではなくて中身なのですが…。
劇場公開作予習のために買ったソフトはその目的ゆえにあまり貯めません。(『ハロウィン』は流石に無理だった。)上記は『オリエント急行殺人事件』が去年公開された時に買ったアガサ・クリスティコレクションの残り。まあ、ポワロシリーズは順次映画化予定っぽいので、そのうち『ナイル殺人事件』は観るとは思う。
ボックスセットは価格自体が高くても複数枚セットだと1枚あたりの単価が安いので、しかもそれが中古だとめちゃくちゃ手を出しやすくなります。ここにはまだ届いていないので載せていませんが、『ハリー・ポッター』8枚セットも昨日アマゾンで注文してしまったので、今お家に向かっています…。別に映画版『ハリポタ』はそんなに好きじゃないんですけど、ブラックフライデー価格が単価で割ると1枚あたり$4だったので…。こういう購買意欲を湧かせる効果があるのもボックスセットの恐ろしいところ。で、やっぱり観たことがあるので開封するのは自然と後手になります…。
これもボックスセットと理由が似ているけれど、アメリカにはこういう不恰好な抱き合わせのセットが売られていることがよくあり、セットと聞いただけでシュババババ!と走ってしまうのがソフト買いの悲しい性である。
いや、衝動買いといえば全部衝動買いなのですが、これらはジャンルが分けられなかったです。『West of Memphis』に至ってはマジで聞いたこともないタイトルだったのですが、アーカンソーを舞台にした3人の子供を殺した罪に問われていた3人の冤罪を晴らすために戦う裁判についてのドキュメンタリーと説明を読んだだけで買ってしまいましたが、もちろん中身を開けなければ実態も確かめられないわけで…。
観てないタイトルを数えてみましたが、なんと88作品僕は金を払ったのに開けてもいないことが判明しました。更に現実を見たくないのでここでは伏せましたが、日本でも同じように買うだけ買って見ていない作品のBDをアメリカ(で観るつもりで)持って来ているものも複数枚あり、合計すると100は絶対に超えます。新作映画ですら毎年100を超えられなくてやきもきしているのに、一体どうやってこの未開封のBDを処理するのか分かりませんが、ひとまず全て消費しきるまでは新しいものを買うのはやめます…
と、約束できないのは自分でも分かっていますので、買うときはこの数を頭にいれて、時間がある時になるべく多く見ていくように努力するしかないです。といってもNetflixもHuluもAmazon Primeも入ってるし…ウッ…。
まあ、もう治りましたが昨日も更新できなかったのはやはり体調不良のせいだったのですが、体調不良だとインターネッツをゴロゴロするしかやることが無い、と書いてて気付きましたが、別に僕は体調が悪く無くたって休日はゴロゴロとインターネッツをして無駄な時間を過ごしているわけで早く治さなければならない悪習だと思うのですが、何はともあれ昨日も昨日とて1日インターネッツをやっていたところ、YouTubeでこんな動画がサジェストされて大層驚いたのです。
ぽっちゃり体型を生かして色んな効果音を奏でることでお馴染みのゆんぼだんぷが『アジア・ゴット・タレント』に出演していたのです!のみならず、これに勝ち残った彼らは、今年はアメリカ版の『アメリカズ・ゴット・タレント』にも出演して観客席を沸かせていました。
とんねるずの「細かすぎて伝わらない選手権」で初めて彼らの芸を見た時は衝撃的で、初登場でそのまま優勝したのも納得でしたが、まさか世界的にウケる芸だったとは…とはいえ、言葉があんまり関係ないからくまだまさしの芸が海外にウケるのと同じ理屈ですね。
で、関連してアメリカで活動を目指す芸人のまとめみたいなのを読んでたんですけど、これまたビックリしたのは横澤夏子が『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』に出演していたという情報。しかも「キーパーソン役」とのことで、しっかりアメリカで『マンマ・ミーア2』を観ていた僕は「嘘やん!!」と我が記憶を疑ったのですが、当該シーンを見てみると…
気付かねぇよ、こんなの!!
でもちょっととはいえハリウッド映画に出れたのは凄いという気持ちと、こんなの別に横澤夏子じゃなくても良いんじゃないのか…と複雑な気持ちが同居しております。とはいえ、日本の芸人が海外に目を向けるのは良いことだと思います。「日本の笑いはレベルが高い」って古い考えに固執しちゃう年寄りの芸人ほどみっともないものもないんでね。
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