本家に見つかった!

 最近、『これまでの東京ヲリンピック』の動画がなぜか再生数が伸びていて、しかも落合陽一氏を引き合いに出すコメントが多かったので、何事かと思えば、なんと落合氏と樋口真嗣が対談したコンテンツで言及されたそうなんですね!

 

 『これまでの東京ヲリンピック』はお陰様で65万再生を超えていて、ヤマカンとかにもRTされていたことを観測していたんですけど、まさかここに来て遂に本家『シン・エヴァンゲリオン』の中枢にいる方にまで知られることになるとは思わなかったですよ!このまま庵野監督に見られてしまうのではなかろうか。

 

 それにしても、動画を見ていただければ分かるように、落合陽一に「変なもの」呼ばわりされましたよ!いや、紹介していただいて嬉しいんですけどね!これがその「変なもの」です、記念にどうぞ。

 

 

 

やっぱり映像業界はネジが外れてるよ!

 いやー、ここのところ忙しいアピールをしてすみませんが、フリーランスになって以来一番忙しいかもしれません。今の現場で1ヶ月働くわけですが、幸いなことに僕がいる部署はいい人たちばかりでひとまず安心しました。が、労働形態はやはり映像業界安定の怒涛さで、もう逆に色々と諦めている部分もあるのですが、これはどうやったら変えられるのだろうと末端の立場から日々理想を夢想しております。

 

 で、ふとなんとなしに気になって、映画の制作部のことを調べてみたんです。制作部というのは、映画を撮影する際にロケハンしたり、許可申請したり、スタッフやキャストを運搬するための車両とそのドライバーを押さえたり、撮影のロジスティックを円滑に構築するために存在する部署なんですね。ありとあらゆることを扱うので、映像業界の中でも特に過酷に働かざるを得ないポジションだと思います。

 

 で、その制作部のことがよく分かるページを見つけたんですけど、これがまあちょっと、映像業界のブラックさを翼賛している内容でビックリした訳です。

 

 「制作部の仕事は1日25時間」と平然と書いていて、それを湿っぽく物語調に伝えるのもゾゾッとするのですが(しかもパワハラ描写あり)、その鬼畜なスケジュールを「やってみると楽しい」とまとめ、さらに「制作部で学ぶ内容は、社会的な本質の部分」にあたるため、「仮に制作部を辞めて他の仕事についたとしても大体の仕事は簡単にこなすことができ」るという、まさにやりがい搾取も甚だしいことが書かれているわけです。

 

 で、僕がどうしてこれを批判的に書いているかというと、この文章を書いているのが映画プロデューサーという、まさに制作部の労働環境を改善できる立場にいる人が書いているからなんですね。精神的にも肉体的にも大変なことをあたかも有意義なことに履き違えて楽しそうに文章を打っていることそのものがハラスメントで、そして映像業界のプロデューサーは基本的にこういう人が多いので、中々変わらないんだろうな〜と色々と考えさせられます。

 

 あ、ただ誤解なきように言っておきますと、今参加している現場では僕はまだ酷い目には全然あってないですし、今のところ楽しくやってますよ*1!また、今はもっと人権意識のあるプロデューサーさんも増えてきたと思います。ただ、依然として酷い状況が続いているのは事実なので、もう少しなんとかならないのかと、業界全体で考えていきたいところですね。それは即ち日本映画の質を上げることに必ずつながっていますので。

 

 

*1:そもそも今回は制作部じゃないですし

反面教師

 昨今、映画のトレンドとして「有害な男らしさの解体」を描く作品が多くなってきたと思います。さてしかし、特に男性の中にも「有害な男らしさ」と言われてピンとこない方は多いかと思います。そういう方にオススメなのが、こちらの悪文です。

 

 各方面で大炎上しており、僕なんかが今更指摘するまでもなく、ジャーナリストを名乗ってるとは信じ難いくらいの悪文なのですけれども、僕含む我々男性はこういうのを読んだ時こそ反面教師として学んで、襟を正すべきだと思いました。このラーメン評論家の方はほど酷いものは最近中々見なくなりましたけど、10年ちょいくらい前には似たような文章があちこちありましたからね。問題を起こしてもプライドの高さや男らしさを保っていたいがための醜悪は、無自覚に我々男性が陥りやすい罠なので。『映画秘宝』の一連の騒動も似たようなものです。

 

 もう一つ、そういった意味で今年全男性が正座しながら見るべきおすすめの映画は『プロミシング・ヤング・ウーマン』でしたね。生きた化石にならないよう、日々反省、日々アップデートしていきたいです…。

 

 

早くスプーンを投げさせて

 

 イギリスやアメリカなど、「デルタ株が主流となる前」にワクチンで感染を抑えられていた国々がやっていた実験を、患者数が減ったとはいえ「デルタ株が主流となった後」の日本でやる効果があるのかどうかは懐疑的ですが、ただ一方で、もしこれで感染リスクの低さが実証されたら、長く苦しかったパンデミックに少しは明るい兆しが見えるんじゃないでしょうか。

 

 仮に感染リスクの低さが「科学的に*1」実証されるのであれば、僕もいい加減『ザ・ルーム』のスプーン上映をやりたいなぁ…。劇場が難しくとも、例えば、ワクチン接種者のみ参加可能の野外上映とかでできないものかね。いい加減スプーンを消費したいよ…。

www.youtube.com

*1:ジミントー政権が軽視がちだが超重要

来月から激忙しくなる見通し

 来月どころかもう今月末からヤバいのですが、お仕事が色々被っていて中々忙しい状態で、映画も見てないしほとんど何もできていないのでブログに書くことが思いつかないです!下手したら1ヶ月間『スケッチブック』の更新すらできなさそうで、どうしようかと…。取り急ぎ、現状報告をば!最近こんなんばっかりですんません!