反面教師

 昨今、映画のトレンドとして「有害な男らしさの解体」を描く作品が多くなってきたと思います。さてしかし、特に男性の中にも「有害な男らしさ」と言われてピンとこない方は多いかと思います。そういう方にオススメなのが、こちらの悪文です。

 

 各方面で大炎上しており、僕なんかが今更指摘するまでもなく、ジャーナリストを名乗ってるとは信じ難いくらいの悪文なのですけれども、僕含む我々男性はこういうのを読んだ時こそ反面教師として学んで、襟を正すべきだと思いました。このラーメン評論家の方はほど酷いものは最近中々見なくなりましたけど、10年ちょいくらい前には似たような文章があちこちありましたからね。問題を起こしてもプライドの高さや男らしさを保っていたいがための醜悪は、無自覚に我々男性が陥りやすい罠なので。『映画秘宝』の一連の騒動も似たようなものです。

 

 もう一つ、そういった意味で今年全男性が正座しながら見るべきおすすめの映画は『プロミシング・ヤング・ウーマン』でしたね。生きた化石にならないよう、日々反省、日々アップデートしていきたいです…。