レジェンダリー版『ゴジラ』の続編『Godzilla: King of the Monsters』の予告がついにコミコンで公開されました。
いやあ、ラドン・モスラ・キングギドラ参戦は続編発表の段階から聞いていてはいたものの、いざこうして予告編を見て改めてハリウッドが『三大怪獣 地球最大の決戦』をリメイクしようとしているんだと実感が湧いてワクワクしますね。
ちなみに、『King of the Monsters』の予告編を見ると、どうやらモンスターバースではゴジラやキングコングなどの巨大生物を「怪獣」ではなく、「Titan(タイタン)」と表現しているようです。予告編からうかがえる神々しさ、コミコンで発表されたポスターから僕はフランシス・デ・ゴヤの『巨人』を想起しましたが、おそらく影響を受けているんじゃないかと思います。
レジェンダリー・ピクチャーズ製作『GODZILLA ゴジラ』続編『Godzilla:King of the Monsters』のコミコン版ポスターを、マイケル・ドハティ監督がお披露目!ゴジラとキングギドラが対決!ラドンとモスラも登場、『三大怪獣 地球最大の決戦』の顔ぶれが揃った作品 https://t.co/6pFwEZfIdS #HIHOnews pic.twitter.com/D35QbTvD1g
— 映画秘宝 (@eigahiho) July 21, 2018
この『巨人』はギルレモ・デル・トロの『パシフィック・リム』にも影響を与えました。『パシフィック・リム』といえば、『King of the Monsters』の予告は青白い光が印象的に使われていて大変『パシリム』らしさも感じさせますね。『パシリム』の怪獣たちの血が青いのは大映の『ガメラ』シリーズの怪獣を参考にしたから、という話を映画秘宝で読んだことがあります。
でも、「青」という色は『パシフィック・リム』だけでなく、マイケル・ドゥハティ監督の前作『クランプス 魔物の儀式』のベースカラーだったことも思い出します。日本では生憎のDVDスルーだったかと思いますが、『クランプス』はアナログに頼った特殊効果が素晴らしく、コメディ俳優たちを使って笑わせるところはしっかりと笑わせてホラー部分はギョッとさせられて、子供が散々酷い目に遭う超楽しいクリスマスホラーなので、未見の人は『King of the Monsters』公開前に是非見てみてください、すごく期待を持てますよ。