昨日はエルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画『ロケットマン』を観に行きましたよ。
平日に映画を観に行っちゃうと疲れちゃってその夜のブログ更新がおざなりになってしまうのですが、ってそんなどーでもいー内情は置いておいてですね、『ロケットマン』は伝記映画というよりミュージカル映画としての側面が強くてあの手この手で外連味溢れる華やかな演出がたくさん観れて楽しかったですね。
直接この映画の内容に関することではありませんが、僕が面白いと思ったのは『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックがフレディとして『ロケットマン』にカメオ出演する計画が当初あったということです。『ロケットマン』の監督はデクスター・フレッチャーで、フレッチャーはブライアン・シンガーが降板した後にトラブル続きの『ボヘミアン・ラプソディ』を代打監督として何とか完成させた立役者、という共通点もあるのでその縁で持ちあがった話なんでしょうが、これが実現していたら現代的な面白いアイディアが始まってたんじゃないだろうか、と邪推します。
というのも、僕が以前このブログでも書いたように*1、MCUの大ヒットにあやかって現在各大手映画会社が独自のシェアード・ユニバースを設立しており、このカメオの先には80年代ロック/ポップシンガー・シネマティック・ユニバースが作られてても不思議じゃないからです。まあ、『ボヘミアン・ラプソディ』は20世紀フォックスで更にその親会社はディズニーなので権利上実現は難しいのかもしれませんが、今後どんどんマイケル・ジャクソンやマドンナ、デヴィッド・ボウイ、ジョージ・マイケルとかの伝記映画が量産されていき、最終的には架空のロックフェスティバル映画で全員大集結、なんていうミュージシャン・アベンジャーズが作られたら熱かったなぁ、と一人妄想にふけるのでありました。
*1: