エモーショナル・レスキュー

 一つ分かったことがあるが、偉そうな人間って抽象的なことをもっともらしく言うんだな。酒に酔うとその場に一人ポツンといる一番若い僕のダメ出し大会が始まるんだけど、昨日僕は「お前には感情がない」と怒られた。

 

 まあ、僕がその場で抱えている「怒り」「嫌悪」や「呆れ」という分かりやすい感情を察知できないんだから笑っちゃうんだけど、「どうやったら感情を得られますかね?」って聞いてみたら、「それはね、女ですよ」だってさ。「お前は傷付いた経験なんかないだろ」「ゆとり世代って傷つかないようにするからなぁ」って。

 

 まあ、この仕事がバカみたいに忙しいせいでつい最近凄く好きだった子にフラれましたけどね!えー、感情をモロに出して不平不満をボロカスに文句言ったら、貴方達は満足してくれるでしょうか!僕はただでさえ「気合い」だとか「精神論」だとか「センス」とかフワッフワッした根拠が大嫌いなのに、それを養うのが「女」って論拠もクソもなく、そこにあるのは性差別だけ。

 

 もう一つ偉そうな人間に共通していることなんだけど、たかだか1〜2週間くらいの短い出張期間でしか共に時間を過ごしたことがない癖に、どうして僕の両親や友人よりも僕のことを全て知った気でいるんだろうか。こういう人たちは自分が神のように全知万能だと思ってるんだろうな、めでたいこって。

 

 最近このブログが僕の不満日記になっていて、読者の皆様にも大変申し訳ないです。本当は映画のことだけを書いていたいんだけどなぁ。