コロナ中に感じたコミュニケーションの大切さ

 昨日1日仕事をしただけで、今日ビックリするくらい疲労感が残っており、如何に体力が無くなってしまったかを実感しました。1日ボーッとして何もできました。緊急事態宣言は解除されましたが、体力が落ちると免疫力も落ちると思うので、皆さん油断なさらずに体調管理だけはしっかりしてください。

 

 大変疲れているので、今日のブログはお休みします、と書くのもなんかサボっている気がするので、昨日の話に少し補足します。昨日、僕は生のコミュニケーションが如何に楽しかったか、について書きましたが、コロナ禍が始まってから僕は一人閉じこもっていて、黙々と自問自答する日々が続きました。

 

 特に仕事を辞めて日本に帰ってきて、フリーランサーとして頑張るぞ、ガッハッハ!とやる気に満ちていたところにコロナが全てを止めたので、モチベーションもかなり下がり、あれこれ思考が巡らされました。これは精神衛生上大変よろしくないのは言うまでもありません。

 

 余談ではありますが、女子プロレスラーの木村花さんが自ら命を殺めてしまったのも、コロナ禍でタダでさえストレスがかかりやすい環境下にいた、というのは遠因としてあるんじゃないかと思っています。また、同じようにコロナで暇になってしまった人々が、コロナの憂さ晴らしのはけ口として彼女を利用し、いつも以上に誹謗中傷が殺到していた側面もあるかもしれません。もちろん、彼女が亡くなったのはコロナのせいだ、と事態を簡略化したいのではなく、むしろ様々な原因が複合的に乗っかってしまって起きた悲劇だと思っています。

 

 んで、ここ最近とりあえず起きて、日銭を稼ぐための仕事をこなし、ゲームやってブログ書いて寝て、という生活を繰り返していました。するとふとした瞬間に、自分は一体何をしているのだろう?と思う訳です。もちろん、大きな目標としては、映画を撮りたいのだから、それに向けて努力をするべきなのでしょうが、全く何もやる気が起きないのです。んで、また1日何もしなかったことに対して、さらに嫌気がさし、寝て起きて、の繰り返しで、知らず知らずのうちに精神が蝕まれていたような気がします。

 

 僕は自分の状態が特有なものだとは思っておらず、これは今世界中の人々の間で同時進行で起きている事象だと思います。「コロナ鬱」という言葉が生まれているくらいです。前代未聞で未曾有の事態に直面しているのだから、気分が塞ぎこむのは当たり前です。

 

 なんなら、さっき書いていたことと矛盾していますけど、その中ではハッキリ言って僕は頗る元気で、全く心配いりません。例えば、鬱になるなど深刻な状態にならずにすんだのは、やはり定期的にやるビデオ通話だったり、オンライン飲み会だったり、SNSでのやり取りだったり、結局は対人コミュニケーションのお陰でした。*1そして、自分の中にあったモヤモヤみたいなのが一気に晴れたのを感じたのが、昨日久しぶりに直接人と話した時でした。次のすべき目標みたいなのも見つけてワクワクすら覚えています。

 

 なんか、書くことがないから、頭に思い浮かんだことをダラダラ書いていきましたが、要するに僕が言いたいことは「遠慮せず人と話そう」ってことです。僕と同じように一人で閉じこもっている人は多いと思いますが、なんかちょっとでも暗い気持ちになったら、電話でもオンランでもなんでも積極的に信頼できる人と話した方がいいと思います。僕も「どっちかというと一人の方が気楽でいいんだよね〜」なんて思っていましたが、そういう生活を余儀なくされると全くそんなことありませんでした。*2信頼できる人が全くいない、って言う人もカウンセラーの方などに遠慮せず話してみるのもいいと思います。とにかく「対話」というのが人間の精神バランスを保つ上で結構大事なんだということに、このコロナ禍で気付かされました。

 

 うわ、なんか嫌だな、このブログは映画ブログのくせに、最近全然映画のことについて書いてないし、湿っぽいぞ!ということで明日こそ前に言ってたNetflixの話を、って明日はダメだすみません、また別の仕事があった、明後日にはNetflixの話を書きます!ではみなさん、改めて体調管理にはお気をつけてください。

 

*1:あと、僕の場合は、毎日このブログを書いていることがストレスのはけ口になっている部分がかなりあります。ありがとう、『SUPERBAD-ASS』

*2:もちろん、実際に一人でいる方が楽って言う人もいると思いますし、逆にそう言う人たちにとってはこれから通常の日常が戻ることの方が苦痛かもしれませんね。どうか無理なさらないでください。

お久しぶりの肉体労働をしてました

 僕は3/3から引き籠もっていたのですけれども、ドライブインシアターのお友達の手伝いで2ヶ月ぶり、というか最早3か月ぶりの方が感覚的には近いですかね、の遠出の外出をしました。

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 約3か月ぶりの外出仕事という事ですが、僕はマジでこの間電車にも乗らず、買い物する以外は誰とも顔を合わせていないので、自粛生活が始まって以来初めて「物理的」に人と会話をしました。もちろん、会話自体はオンライン飲み会やビデオ通話でしているものの、オンライン飲み会はオンライン飲み会で楽しいのですが、他人と声が被っちゃったりして会話の「間」の取り方が少々難しいんですよね。

 

 ただ、久しぶりに生のコミュニケーションを取ってみると、会話のリズムが大変生き生きとしていて気持ちが良いんですよ。確かに、話そうと思っていた瞬間に他人が話し始めた、みたいな瞬間も生の会話にもありますが、その駆け引きの楽しさというか、空気の読みやすさというのは別格だと思います。前に読んだ記事で、今バラエティ番組でも雛壇でのガヤ芸が得意な芸人が苦労をしている、という話を聞きましたが、ビデオ通話では人間が会話をしている時に密かに読み取っている「何か」が、見えなくなっているのかもしれません。

 

 そんな久々の会話の楽しさというものを再発見した日に、緊急事態宣言の全面解除が発表されましたね。正直僕は全く安心できる状況でもないとは思っていますが、束の間の休息をここは素直に享受しておこうかと思います。惜しむらくは、当ブログのオンライン飲み会を緊急事態宣言が明ける前にやっておきましたが、まあ逆に祝いの席と受け取っておこうじゃありませんか。

 

 という訳で、今週の土曜日30日に今シーズン最後のオンライン飲み会やりますので、参加お待ちしております!

【RIP】木村花

 あまりの衝撃に、ちょっと頭の整理がつかない。

 大前提として、まだ死因の詳細は調査中とのことで、詳報が待たれる状況であること、そして僕はプロレスラーとしてではなく、『テラスハウス』の出演者として木村花を認識していた、ということを述べておきたい。

 

 自戒の意を込めて正直に書くが、「『テラスハウス』っていうのは恋愛じゃなくて、クズを見る番組なんですよ!」というのは、僕が知人に『テラスハウス』をオススメする時の常套句だった。実際、『テラスハウス』という番組は、副音声やスタジオトーク、放映後にYouTube上で公開する「未公開シーン」や「山チャンネル」で散々出演者の欠点や常識はずれな部分に焦点を当て、積極的に煽っていた。これを真に受けたファンが出演者のSNSアカウントに「突撃」することは番組が作り出した一種の日常風景であり、僕は過去ブログ上でこんなことを書いていた。

 考えてみれば『テラスハウス』に出演するタレントたちもクセの強いものが多く、彼らの生活様式を真に受けた視聴者から批判が出たり時にSNSアカウントが炎上したりする。『テラスハウス』に出演するだけで、彼らのタレント生命をリスクに負わせていると言っても過言ではない。テラスハウス』もいけ好かない美男美女たちの、恋愛という試合で見せる命の削り合いなのである。

 

 「洗濯機事件」を受けて木村花が炎上していたのは知っていたが、先述したように視聴者が出演者を叩きに行くのはよく見かける光景で、「世の中には暇人もいるんだな」と僕は気にも留めていなかった。推測になってしまうが、番組スタッフもそうだっただろう。でなければ、わざわざ「未公開シーン」であえて燃料を投下するようなマネはしなかったはずだ。僕たちファンも、作り手も、残酷物語としての『テラスハウス』を現代の見世物として楽しんでいた。

 

 僕は『テラスハウス』を「命の削りあい」と評した。しかし、僕らファンの感覚が如何に異常だったか、ということに、実際に命が失われるまで気付くこともできなかった。とある未公開シーンで、花が「SNSの投稿なんか気にしていたら仕方ないから無視する」と言い放つ場面があった。その言葉を聞いて、僕は流石プロレスラーのメンタリティだな、とのんきに受け止めていた。しかし、弱冠22歳の女の子が、世界中から鋭利な言葉を投げつけられていたと考えると、今更ながら言葉が出ない。

 

 自分の番組へのスタンスを後悔してもしきれない。Twitter上でも今度は誹謗中傷を繰り返していたアンチへの批判が殺到している地獄の様相を呈しているが、端的に言ってこれは僕たち視聴者全員の責任だ。もっと過激なものを求め、番組スタッフと共犯的に出演者を追い込んでいったのは、他でもない僕たちだ。

 

 花ちゃん本当にごめんなさい、せめて天国では平穏に大好きなプロレスができることを心から祈っています。ご冥福をお祈りいたします。

ひょえ〜

 ぎゃーす、久々に1日仕事してましたよ…。Netflixオリジナル映画酷過ぎないか問題についてガッツリ書こうと思ったんですけど、色々英語圏の記事を漁ってるうちに遅くなってしまったので、明日に回します。あ、ちなみに僕が疑問に思っているのはNetflixオリジナル映画であって、ドラマではありません、悪しからず。

5/30(土)21:00〜「【SUPERBAD-ASS presents】〜自粛が壮絶に終わる〜不要不急のオンライン飲み」実施予定!

 日本国内全体での感染者数の増加が落ち着き始め、北海道と首都圏以外のほぼ全ての都道府県で緊急事態宣言が解除されました。北海道と首都圏も来週か再来週には緊急事態宣言が解かれると思いますが、その前にもう一回だけ景気付けにオンライン飲み会の方を開催したいと思います。詳細は以下の通り!

日時:5/30(土) 21:00〜24:00

会場:下記チャンネルのYouTubeLIVEにて

(※配信テストによっては変更になる場合あり!その際はTwitter&ブログ上で連絡します)

参加条件:各自飲み物とおつまみを用意すること!

 

 概ね過去2回同様、僕が酔っ払ってテキトーなことをアーダコーダ言ったり、場を繋ぐのに困窮したら麻生太郎のモノマネをしてお茶を濁したりする予定です。

 

 とはいえ、前回のグダグダっぷりはあまりにも酷かったので、今回は「動画を皆で見る」みたいなネット環境に負荷を与える企画はやめます。代わりと言っては何ですが、今回は「細かすぎて伝わらない好きな映画のサントラ選手権」を開催したいと思います。(懲りてない)まあ、選手権と言いつつ、基本的にはBGMとして皆さんのお好きなサントラプレイリストを作って垂れ流し、その映画の感想を皆でワチャワチャ言ったりしていきたいと思います。

 

 なので、全く義務ではございませんが、もし参加される予定の皆さんは「好きなサントラの曲」をこの記事のコメント欄や、TwitterのDM、または僕のメールアドレス(hktaiyaki@gmail.com)に送っていただけると、また僕が場を繋げやすいので大変助かります。

 

 あと、更にもう1コーナー考えている(懲りてない)んですけど、「(僕の)お悩み(を、みなさんが)解決コーナー」も実験的にやってみたいと思います。というのも、YouTubeライブというメディアの性質上、どうしても一方向的なコミュニケーションになりがちですので、皆でやいやい言うよりは、実は一つのお題に対して、みんながコメントしていくスタイルが案外盛り上がるんじゃないか、と思い至りました。

 

 と、色々と考え込んでしまうと、また空回りしてしまうので、これはラジオではなくてあくまで飲み会なんだ、ってことを自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。って頑張っちゃいけなんだった!まあテキトーに楽しくやります。

 

 あ、そうそう、前も書きましたが、今回で当ブログでのオンライン飲み会は一応最終回にしようと思います。だって、いつまでもオンライン飲み会しかできない世の中って嫌じゃないですか?

 

 とはいえ、残念なことに、日常はすぐには戻ってこないでしょうし、また第2波、第3波が襲ってくると思います。再び緊急事態宣言が出され、外出自粛を余儀なくされる生活が戻ってくるのは考えるだけで嫌ですが、そうした中で当ブログのオンライン飲み会を、読者の皆様が現実逃避や暇つぶしできる細やかな娯楽としてまた開催できたらと思います。

 

 なので、言い換えると、次回のオンライン飲み会がシーズン1の最終回ってことなので、皆さんよかったら是非ご参加ください!

 

奈良県:みむろ杉

奈良県:みむろ杉

  • 発売日: 2019/10/21
  • メディア: Prime Video