僕の平成史 Part I

 なんてこった、平成が遂に終わってしまう!いや、前も書いたが元号なんか人類の中でも日本人という一部民族が神話に基づいて勝手に設定したものなのでそこに深い意味なんかないかもしれないが、平成に生まれ、平成に育ち、平成に大人になり社会人になった僕としては中々複雑な気分だ。

 

 なので平成と共に歩んだ世代である僕が個人的に印象に残っている平成史を振り返ってみたいと思う。

 

平成三年

 

平成四年

 

平成五年

 

平成六年

 

平成七年

 

平成八年

 

平成九年

 

平成十年

 

平成十一年

 

平成十二年

 

平成十三年

 

平成十四年

 

平成十五年

 

平成十六年

 

平成十七年

 

平成十八年〜三十一年

  • 思いつきで始めた記事なものの、思ってた以上に作業量が膨大で出張中の身には負担しかないので一旦中止。平成中に書き上げてしまいたかったが泣く泣く断念、再開時期は未定。「何かを諦めた」という苦い思いだけを抱えてあと数時間で令和を迎えるのであった。
平成の名曲 50選

平成の名曲 50選

 

リル・ディッキーの新曲『Earth』は下品な『ウィー・アー・ザ・ワールド』!

 このブログでも度々紹介しているコミック・ラッパーのリル・ディッキーが先週の地球の日に備え、新曲『Earth』を発表。レオナルド・ディカプリオの地球環境保護団体「レオナルド・ディカプリオ基金*1」とコラボしたチャリテイーソングで、ジャスティン・ビーバーアリアナ・グランデチャーリー・プースウィズ・カリファスヌープ・ドッグ、マイリー・サイレスなどの計30名もの超大物アーティストもそれぞれ地球上の生物役という設定でフィーチャリング。そう聞くとマイケル・ジャクソンが発起人となった『ウィー・アー・ザ・ワールド』を思い出すが、一つ大きく異なるのは歌詞が相変わらずリル・ディッキーらしくアホで下品という点だ。実際にMVと筆者による和訳をご覧いただきたい。

 

youtu.be

 

 MVはカリフォルニアの大火事を伝えるニュース番組から、ゴミが散乱して更にゴミをいたずらに撒き散らかす子供たちがリル・ディッキーを馬鹿にするところから始まる。そのうち一人の子供がゴミに紛れた不思議な本を開いてみると…

世界さん、ワサップ?

俺はあんたの男だよ、下界にたくさんいる奴らのうちの一人さ

もっと具体的に言おうか

僕は人間です

ここにいる地球人のために言いたいことがあるんだ

 

サビ:

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

 

ヒヒ(ジャスティン・ビーバー):

僕はヒヒ

人間に似てるけど、

少し原始的でアナルが大きいだけなんだ

 

シマウマ(アリアナ・グランデ):

私はシマウマ

誰も私が何をしてるか知らないけど、カッコいいでしょ?

私って白なの、黒なの?*2

 

子ライオン(ホールジー):

僕は子ライオン、いつも舐めてもらえるの(ニャー)

 

牛(ザック・ブラウン):

調子はどう?アタイは牛(モー)

アンタが飲む牛乳はあたいのおっぱいからだよ

 

豚(ブレンドン・ユーリー):

俺は太ったファッキン・ピッグ!

 

キノコ(ヘイリー・スタンフィールド*3

私は一般的なキノコ類!

 

スカンク(ウィズ・カリファ):

俺は不機嫌なスカンクさ、

ケツの穴からお前に発射してやる!

 

大麻草(スヌープ・ドッグ

俺は大麻草、お前をハイにできるぜ

 

カニエ・ウエスト(ケヴィン・ハート

そして俺はカニエ・ウエスト!

 

サビ:

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

 

ハゲタカ(アダム・レヴィーン):

俺たちはハゲタカ、死体が餌だ

 

サイ(ショーン・メンデス):

俺たちはサイです、めっちゃムラムラ*4してる

 

キリン(チャーリー・プース):

僕はキリンです、何この首?

 

カンガルー(シーア):

ピョンピョンピョン、カンガルーです

一日中ジャンプするの、上に下にあなたと一緒に

 

ゾウ(マイリー・サイラス):

私はゾウよ、鼻に異物が詰まってる

 

ハマグリ(リル・ジョン):

ワット・ザ・ファック!俺はハマグリだ!

 

オオカミ(リタ・オラ):

私はオオカミ、アオーン!

 

リス(ミゲル):

僕はリスです、次のナッツ*5を探してるんだ

 

ポニー(ケイティ・ペリー):

そして私はポニー、変な馬みたい、ヒヒーン!

さあ乗って、ライドして

 

HPV(リル・ヨッティー

俺はHPVウィルス、感染しないでね

 

コアラ(エド・シーラン):

僕はコアラでいつも寝ている

だからなんだって?可愛いでしょ?

 

愛してるよ、インド

 

愛しているよ、アフリカ

 

愛しているよ、中国人

 

許しますよ、ドイツ

 

サビ:

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの星さ

俺たちは地球が大好き、俺たちの家さ

 

人間(リル・ディッキー):

俺は人間です(もしもし?)

聞こえますか?(誰かいる?もしもし?)

俺は地球をクソ遠くまで歩いてきたよ

でもクソほども地球のことを知らない(何が起きてるんだ?)

 

シミュレーションじゃなきゃいいけど

お互いにアフメッドやペドロなんて名付けてさ

そうそう、俺たちは服を着るのが好きで、女の子は可愛く見えるし、

人間のチンコも隠すし、マグロもたくさん食べるぜ

 

でもここ最近、俺たちは演じることも分からないみたいなんだ

撃ち合いや公害で、俺たちは自分自身に襲われてるみたいで

皆落ち着けよって感じだよな、自分達が建てたものをリスペクトしようぜ

インターネットを見てみろよ!めっちゃ楽しいぜ

 

おい皆、SEXするときのイク感じ最高だろ?

女のオーガズムはチンコの何倍も気持ちいいって聞いたぜ

じゃあ俺たちがこの土地を与えられたのはなんでだと思う?俺たちが守るべきものは?

それは愛だぜ、地球を愛してるぜ!

 

そうさベイビー、地球を愛してる!

この星が大好きだ

 

やあロシア、俺たち仲良いよな

やあアジア、皆一緒に歌って

平野から砂漠まで皆

一緒になって生きようぜ

 

なあ皆、俺たち全員違うって分かってるけどさ

同じ地球に住んでるじゃないか

 

シマウマ(アリアナ・グランデ

地球に行ったことある?

 

人間(リル・ディッキー):

アリアナ、この曲聞いてる人は地球に行ったことあるから

宇宙人のために曲作ってるわけじゃないから

 

ヒヒ(ジャスティン・ビーバー):

僕たち皆死んじゃうの?

 

人間(リル・ディッキー):

それがなビーバー、俺たち死んじゃうかもしれない

嘘はつかないぞ

地球温暖化を信じてない人が世の中にはたくさんいるんだ

この星を救わなきゃいけないんだ、俺たちは今まで馬鹿だった

 

シマウマ(アリアナ・グランデ):

私たちが今すぐちゃんと綺麗にしないと

 

 人間(リル・ディッキー)

皆、誰がどこに向かっていようと

レオナルド・ディカプリオはいつも進んでいるだぜ

俺はあいつは誰よりももっと地球のことや俺たちがどんだけヤベー状況にいるか分かってる気がするんだ

もし宇宙人が来たらレオを地球代表として送り込むべきだ

実際この曲で生まれた利益は全て地球の為に使われるつもりだ

チャリテイーの為にお金を使おうぜ

なんか言うことある、レオ?

 

レオナルド・ディカプリオ

今まで聞いた曲の中で一番好きな曲かも

 

人間(リル・ディッキー):

それ嬉しいな、ワオ

ありがとう、レオ

 

 まあ、テーマがテーマなだけあって、照れ隠しに下品な歌詞を歌っているが見え隠れするのがこっちも気恥ずかしいけど、僕がちょっと感動したのはリル・ディッキーが「ドイツを許す」と歌った事なんだよね。というのも、リル・ディッキーはユダヤなので、当然彼の先祖や同胞たちはナチス・ドイツに酷い目にあっているんだけど、この歌でディッキーは過去の憎しみを忘れて愛し合おうよ、と歌ってるの。ヘイトが横行する現代だからこそ入れ込みたかったメッセージだろうし、団結こそが地球温暖化を止める第一歩だからね。

 

Professional Rapper [Explicit]

Professional Rapper [Explicit]

 

 

 

*1:ディカプリオは好きな役者だが、念願のオスカーとったときに壇上でオスカー片手に温暖化の危険性訴えたときとかは「そういうところだぞ!」と思った。

*2:これは明らかにマイケル・ジャクソン『ブラック・オア・ホワイト』へのオマージュ

*3:そう、あの『スウィート16モンスター』『バンブルビー』の清純派女優がこんな馬鹿歌に参加している!

*4:Horny(ムラムラ)とサイのHorn(ツノ)をかけている

*5:同音異義語のNut(キンタマ)と掛けている

完結編らしくエピックで、完結編故に予定調和/『アベンジャーズ/エンドゲーム』★★☆

 MCU総決算『アベンジャーズ/エンドゲーム』を前夜祭興行で鑑賞。マーベルスタジオ総帥ケヴィン・ファイギ製作の下、監督は前作に引き続きアンソニージョー・ルッソ兄弟、脚本はクリストファー・マルクス&スティーブ・マクフィーリー、音楽はアラン・シルヴェストリ。オールスター映画で、ロバート・ダウニーJr.、クリス・エヴァンズマーク・ラファロクリス・ヘムズワーススカーレット・ヨハンソンジェレミー・レナードン・チードルポール・ラッドブリー・ラーソンブラッドリー・クーパー、カレン・ギラン、ダナイ・グリラジョシュ・ブローリンら豪華スターが共演。

 

※『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』のネタバレを遠慮なくしています。必ず鑑賞後にお読みください。

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また警察のお世話になるTaiyaki

 実は今とあるドキュメンタリーの撮影に同行している。取材対象者の朝は早く、日も明ける前の5:00くらいには取材社宅にお邪魔した。対象者が仕事に行く時間は6:30、言うても日本語喋れるしディレクターとカメラマンさえ現場にいれば良いので、僕は出勤する姿を迅速に追えるように近くに停めてあった車中に待機していた。

 

 聞こえよく書いたが、実態は待ってるだけで出勤まで1時間半暇なので大体はTwitterFacebookなんかして時間を潰したのである。あー、ねみーなぁ、今日は1日なげーなぁ、なんてウトウトしていると、サイドミラーから車が二台近付いて僕の車の後ろにピッタリと停まるのが見えた。パトカーであった。

 

 もう大体これから何が起こるかはお察しで、案の定車から青い制服を着たガタイの良いオフィサーが二人出てきて、ドラマなんかでよく見る懐中電灯を持ちながらコンコンと窓を叩く。

 

 極めて刺激しないように明るく「グッド・モーニング、サー!」なんて滅多にしない敬語表現混じりで挨拶すると、相手はニコリともせず「怪しい車が停まっててカメラを抱えた男がいるという通報を受けたんだが、ここで何をしている?」はー、やっぱり…

 

 「あはは、誤解なんです、僕らは日本からのドキュメンタリークルーであそこの家の住人を取材しているんですよ!」なんて免許書を取り出そうとしていたら、カメラマンと取材対象者が家から出てきて一気に説明がつき、警察はいなくなった。スタッフが戻ってきて「大丈夫でした?」なんて聞かれて笑い話で済んだが、ふと僕が黒人だったら、と想像すると笑い話では済まなかっただろう。

 

 さっき免許証を取り出そうとして、と書いたが、今思うと自然にポケットの財布に手を伸ばしていたが、これは黒人の家庭では絶対にやってはいけないと教えられている。何故なら銃を取り出そうとしていると誤認され、撃たれてもおかしくないからだ。財布を取り出す時は必ず警察官に「右ポケットにある財布を取り出してもいいですか?」と具体的に許可を聞くまで動いてはいけない。

 

 昨今ブラック・ライヴズ・マター運動が全米で盛んだったのは、このようなプロセスで撃たれた無罪の黒人が後を絶たないからだ。去年『ヘイト・ユー・ギブ』という映画がアメリカで公開されたが、まさにスターという黒人少女と幼馴染の男の子が夜ドライブデートをしていると、理不尽に警察に停められ、少年が車内のヘアブラシで髪を整えようとしたら撃たれてしまう、という話だった。スターはその後、黒人人権運動のカリスマ的リーダーとなる。

ヘイト・ユー・ギブ (字幕版)
 

 

 

 さて、僕の場合は警察官の理解も早く、何事もなく去っていたので本当に良かった。これで後ろに忍者集団3人くらい乗せてたらどうなってたか分からなかったけどね。

 

我慢できないんじゃ!

 今日は朝5:00から稼働で20:00までくらいぶっ通しだったので脳がクラクラで、明日の朝も早いのでもうソッコーで寝ようかと思いましたが、やはり『アベンジャーズ/エンドゲーム』が気になって気になって仕方がありませんでした。今日はアメリカでは前夜祭興業、日本でも公開日だったのでどっちの言語で情報検索してもアウトです。

 

 単純にSNSを積極的に避け、来週NY帰るまで仕事だけに意識を向けようとも思いましたが、気がつくと空き時間があればTwitterfacebookを勝手に親指君が押してしまい、「はわわわわ、危ない危ない!」と閉じることを数百回、自分のスマホ中毒っぷりに悩まされました。だいたい僕趣味を置いて仕事に集中できる人間じゃないし。一体どうすれば脳内における『エンドゲーム』の占有率を減らすことができるか考えに考えた結果、素晴らしい案を思いついてしまいました。

 

 

 

 

今日観に行っちゃえばいいじゃん。

 

 

 という訳で、ホテルに帰り着くなり瞬時に近くの劇場で23:00の回を予約、時間に間に合うギリギリの時間まで2時間だけ仮眠をとってアラームが鳴るなりベッドから跳ね起き、眠気覚ましにコーヒーを買いつつも3時間の上映時間に耐えるために膀胱の許容量を計算しつつチビチビ飲んで『エンドゲーム』に臨みました。

 

 で、体力と精神力を削ってまで観た肝心の感想ですが…まあ1ツイート分だけ明日起きたら書いて、落ち着いたらじっくりと今の気持ちをブログに書きたいと思います。取り敢えず今はもう寝ないといけないんじゃ!