『ザ・ルーム』上映(一旦)終了!そして明日はDRIVE IN THEATER 03 KAWAGOE!

 3/19をもちましてヒューマントラストシネマ渋谷での『ザ・ルーム』の上映は一旦終了しました。ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

 

 振り返ると、初日こそなんとも言えない空気の中上映され、大変な危機感と「僕はとんでもない映画を輸入してしまたのでは…?」というやっちまった感に襲われましたが、日が経つにつれ笑うお客さんの数も増え、口コミも広まり、リピーターも定着s、新型コロナウイルス の影響を受けた中ではかなり奮闘した方だと思います。注目すべきなのはこの3日間の動員数で、先週と比べてもかなり伸びていて、最終日に至っては2倍近く来ていました。ひとまず、『ザ・ルーム』が日本に定着する文化は作れたかな、と思います。

 

 とはいえ、『ザ・ルーム』は「スプーン上映」を実施しない限り始まってすらいないですし、シネ・リーブル梅田での上映はまだこれからなので、感傷に浸ったり分析・反省するのはもう少し後に取っておきます。今回上映を見逃した方は、まだまだちゃんすはありますよ!

 

 ということでですね、『ザ・ルーム』がひと段落ついたので、次は友達が定期的に開催しているドライブインシアターイベントの第三弾が今週の三連休(3/20〜3/22)に上映されるので、是非みなさん足を運んでください!こっちはコロナの影響をほとんど受けずにイベントを楽しめます。

 

 上映作品は『ゼイリブ』『トムとジェリー』他短編映画集、会場は埼玉県川越市オフロードビレッジになります。3日とも開場は16:00、開映は18:00、終映は21:30頃。料金は大人1500円、中高生1000円、小学生500円。僕も3日寛手伝いに行こうと思ってます。OBEY!

 

 ちなみに、今日はテレビの生中継での取材が入ってたので少しお手伝いしに行ったのですが、なんとなくアメリカで映像の仕事していた時のことを思い出してしまっていました。はー、くわばらくわばら。

 

ゼイリブ(字幕版)

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『ザ・ルーム』上映残り1日!

 今日も今日とて『ザ・ルーム』を観に行ってきました。僕は11月から多分60回以上『ザ・ルーム』を観ているので、若干食傷気味になってきたんですけど、ただ劇場で見ると毎回お客さんの反応が違うのが面白くていいですね。

 

 今日はジョニーのツイートにもあります通り、ある程度『ザ・ルーム』カルチャーに慣れている外国人のお客さんたちの存在がとてもいい雰囲気を作ってくれました。上映後に少し話してみたら、それぞれニュージャージー州メリーランド州、そしてカナダはトロント出身だそうです。僕がトロント・ラプターズのキャップを被っていたもので、全く違う方向で話が盛り上がってしまいました。

 

 しかし、外国人観客の存在抜きにしても、すでに2回ミニ規定いるお客さんもいるようで、少しづつですが『ザ・ルーム』カルチャーが日本でも醸成されているようでホッとしています。今週は先週と比べてもあまり客足が落ちていないので、こんな状況でも来ていただいているお客さんには本当に感謝です。

 

 さて、明日はいよいよ最終日。といっても、まだ「スプーン上映」はありますが、世紀の駄作『ザ・ルーム』を未鑑賞の方は是非!

 

The Room [DVD]

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病気は治るが馬鹿は治らない

 前回の記事でちょっと愚痴を書きましたが、今NYが外出禁止令を出そうか出すまいかっていう緊迫した状況の中で、元同僚から聞いた話、僕の前いた会社は普通に社員を出社させて営業しているらしく、風邪の症状とか咳をしている人が出ている人がいても経営者2人は知らん顔。合計7人くらいの狭いオフィスですよ?相変わらずのブラックっぷり(というかここまで来るとバカ)なんで、まあある意味もう驚きもしませんが、僕がビザ剥奪されて追い出されたのはもはや運が良かったと思うことにしました。

馬鹿は死んでも治らない

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フリーランサーは地獄なり!

 日本に帰ってからというもの、NYでの会社勤めが中々ブラックでトキシックでトラウマティックでした*1ので、暫くはフリーランサーとして食って行こうと決めました。んで、今は皆さんが知るように『ザ・ルーム』を配給しておりますが、配給は悲しいことに手元に残るお金は本当に雀の涙よりも少ないもので、しかも映画の上映が終わらないと興行収入も入って来ないので、何かしら仕事をしないといけません。

 

 で、アメリカで色々と仕事をしていたツテで、通訳者としての仕事を結構引き受けて、割りも良かったのでこれで暫く食っていけるじゃん、ガハハ、と思っていたら、このコロナウイルスショックで全てふっ飛びました。コロナウイルスは『ザ・ルーム』の興行成績にも影響を与えているのは言うまでもありません。

 

 アメリカでフリーランスでカメラマンでやっている友達も同じ状況だそうで、特にアメリカは緊急事態宣言も発令されてしまい、本当に全ての仕事が飛んでしまい、収入が消えてしまいテンテコ舞いだそうです。フリーランサーは天災や疫病などの緊急事態に非常に弱いんですね……。

 

 この時、私は会社員であることの意義に愚かにも初めて気づいたのですが、それは会社が忙しかろうと暇だろうと、ある程度の社会的生活を保証されていると言うことだったんですね。う、羨ましい……!

 

 とはいえ、今は会社員やる気はさらさらないんですけどね。隷従から得られる安寧なんてファックオフだ、そんなもんは!

 

*1:僕は非常に性格がよろしくないので、前の会社がこのコロナショックで大変なのを想像するとグッスリ眠れてしょうがない。