今週末の告知

 今週末は定例のオンライン飲み会をやりますが、まだお便りが揃っていないので、ここいらで一発リマインダーをしておきます。

日時:2/20(土) 21:00〜(予定)

配信:YouTubeチャンネル『スケッチブック』にて

www.youtube.com

参加条件:各自飲み物とおつまみを用意すること!

 

 募集中のお便りは以下の2テーマとなります。

  • 自分は大好きなのに、世間の評価が低い映画
  • カルチャーショックだった出来事

 いつも通り、お便りを送りたい方はhktaiyakiあっとgmail.comか、TwitterのDM/リプライか、ここのコメント欄か、匿名メッセージサイトのマシュマロでお知らせください。

 

 

 また、これとは別にですね、日曜日(2/21)の午前中には今話題のClubhouseを使ってですね、今年オンライン開催されたサンダンス映画祭に参加したアメリカ現地の友人がおりまして、彼女にオススメの映画などを聞いていくルームを開こうかと考えておりますので、こちらもよろしかったら是非ご参加ください。また詳細が決まったらこちらでお知らせします。

 

 サンダンス映画祭は話には聞いたことある人がいると思いますが、あまり話題となっている作品が開催期間中は日本に入ってこないですし、そのうちしれっと公開されていることも多いので、今年注目の作品なんかを知れたらと思います。なお、僕のClubhouseのアカウントはいつも通りhktaiyakiなので、もしご参加予定の方はフォローよろしくお願いいたします。

 

世界一やさしい Zoom

世界一やさしい Zoom

  • 作者:松下 典子
  • 発売日: 2020/08/31
  • メディア: ムック
 

 

バレンタインはロックダウン記念日

  2/14はバレンタインデー!そして毎年言ってますが、バレンタインデーになるとどうしても思い出すのは、僕が忍者の映画を撮ろうとしてテロリストに勘違いされて通報され、大学閉鎖に追い込んだ挙句全米ニュースになったことなんですね。 

 

 

  アレから5年経ったというのもクレイジーな話ですが、今コロナで世界中の都市がロックダウンになる前から、僕はあの時大学が封鎖されてニュースで「ロックダウン」という単語を聞いて覚えたんですね。僕は時代を先取りしていたと言っても過言ではない!

ロックダウン 非常事態(吹替版)

ロックダウン 非常事態(吹替版)

  • 発売日: 2020/08/01
  • メディア: Prime Video
 

 

大災害の前でスマホを取り出す人間の本能

 さっきの地震は非常に大きい地震でしたね。個人の感覚で言えば、東日本大震災以来一番ドキッとした地震でした。幸い、僕の周りは大丈夫でしたが、このブログを読む皆様もどうかご無事であることを祈っております。また、SNSは災害が起きた際の情報収集ツールとして役立つ一面もありますが、それ以上に悪戯に不安が煽られる場所でもあるので、こういう時はテレビやラジオからの情報にとどめ、万が一に備えた上で早めに寝てしまうことをオススメします。

 

 と言っておきながら矛盾するのでアレですが、不謹慎ながらいつも地震が起きた際に「興味深い」と思ってしまうのは、毎回部屋が揺れている様子やフィギュアや棚が倒れてくる様子をビデオに収めてSNSに投稿しようとする人たちがいることです。これは日本に限った現象ではなく、去年のオーストラリアの山火事もベイルートでの爆発もそうでしたし、セウォル号の時も、ちょっと遡れば911の時もそうでした。

 

 ここで、「命の危機に瀕しているのだから、動画なんて撮ってないで早く逃げろ」というのは簡単です。『クローバーフィールド』などのPOV系パニック映画への批判も、そう言ったものがよく聞こえてきます。が、以前も同じようなことを書きましたが、実際には人間は大災害に直面して命の危機に瀕している時、人間は絶望的な光景を記録して後世に伝えようとする習性や本能のようなものがあるんじゃないか、と僕は思うんですよね。これは誰もが携帯を持つ動画時代だから特に目立ってはいますが、考えてみればポンペイの大噴火でも安政の大地震でも人類が繰り返し行なってきたことなので、なんら不思議なことではないですね。

 

 とはいえ、本当に生死を分かつ状況にある時は、一旦スマホはポケットにしまって、必要最低限のものを持って、落ち着きつつも一刻も早く最寄りの安全な避難所に逃げ込みましょう。今夜の地震の余震にもくれぐれもお気をつけください。

クローバーフィールド/HAKAISHA (字幕版)

クローバーフィールド/HAKAISHA (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

「チャイニーズ・ニュー・イヤー」とは呼ばないで!

 今日(2/12)は旧正月でありました。僕含め、大抵の日本人にとっては意識したこともないと思いますが、僕がアメリカに渡った際に、中国人や韓国人、ベトナム人の友人達と過ごすうちに、どれだけ太陰暦による正月が(日本人を除く)東アジア人にとって大事なものか知って驚きました。

 

 それだけでなくて、アメリカ全土で旧正月が祝われているのにもビックリしました。休みになるわけではないのですが、中国が巨大マーケットに成長したということや、アメリカにおけるアジア系移民の数がかなり増えたこともあり、いわゆる春節の期間ではアメリカ中のスーパーマーケットが特売セールを行っています。去年問題を起こすまでは中国市場がお得意先だったNBAも、旧正月は「チャイニーズ・ニュー・イヤー」と銘打って人気のチーム同士の試合を組んだり、漢字表記の特別ジャージやCMを作ったりしています。

 

 ただ、今年アメリカの友人たちのInstagaramを観ていて気づいたのは、旧正月「『チャイニーズ・ニュー・イヤー』ではなくて『ルーナー・ニュー・イヤー』と呼べ!」と書いたポストが多く出回っていたことでした。確かに、旧正月は中華圏で多く祝われているとはいえ、正式には中国の新年ではなくて太陰暦の新年であり、なんだったら、中国語を使わない韓国や北朝鮮でも祝われていますし、中国とは政治的に対立している台湾やベトナム太陰暦の正月を祝っているので、これを一色単に「チャイニーズ・ニュー・イヤー」と言ってしまうのは些か「政治的正しさ」には欠けている気もします。ちなみに、この間のオンライン飲み会でも話しましたように、実は僕は今台湾人の方とお付き合いをさせてもらっているのですが、彼女も昔から「チャイニーズ・ニュー・イヤー」という呼び方には違和感を感じていた様です。

 

 これまた勉強になった事例だなぁ、と感心しておりましたけども、日本もかつては祝っていたんだから、一緒に旧正月を祝えばいいのに。そうしたら年始に正月が2回あって仕事も休みまくれて楽しいじゃないですか!と思ったら、今ほぼ仕事がない僕には毎日が正月みたいなものなので、関係がない話でございました。とにもかくにもあけましておめでとうございます。新年快乐!