C調言葉にご用心

 うちの大学は各国のいろんな大学と提携しているので、様々な国からの友達ができるのが楽しい。同じ英語圏からでも話し方でお国柄が出て面白いのだが、中でも南アフリカからきた女の子が印象的。酔うと「Fucking cunt」という言葉を多用するのだが、「cunt」は「オマ○コ」という意味で、アメリカでは実はFuckよりも使うことが憚れる。映画『キック・アス』でも当時わずか12、3歳だったクロエ・グレース=モレッツに「Okay cunts, let's see what you can do now」とCワードを使わせて観客に衝撃を与えた。

 

 アメリカだとFワードよりも使ってはいけないCワードだが、これが南アフリカでは普通にFワードレベルの頻度で使われてるのは面白い。(「普通」と形容するのもアレだけど)Cワードは南アフリカではなく、イギリスやオーストラリアなどでも頻繁に使われているそうだ。同じ英語圏でも各国それぞれで罵り言葉事情が違うのは面白い。

 

 ちなみに前も書いたが、Fワードに相当する言葉として東アジアでも中国語には「草(ツァオ)」韓国語には「씨발(シバル)」ベトナム語にも「địt(デ)」があるのに、どうして日本語にはFuckがないんだろうか。最大に汚くても「クソ( Shit)」程度にしかなくてイマイチパンチに弱いしね。「Fuckなしでどうやって日本人は会話するの?」ってよく聞かれるが、気がつけば英語で話すとき確かにFワードの使用頻度は高い。いったいどの段階でFワードが日本語から消えていったか調べるのは興味深いが、今酔ってるので(またかよ)それはまた別の機会に調べみたいですね。

 

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