NetflixをサーフィンしているとDr.ジェイソン・レオン（Dr. Jason Leong）というマレーシア出身のスタンダップ・コメディアンがいることを知りまして、興味本位で観てみると1時間抱腹絶倒！
その芸名が示すように、ジェイソン・レオンは元お医者さんのコメディアンなのですが、「私は元医者のドクターです、博士号のドクターとは別物です。社会への貢献度が違います」と初っ端から毒を吐いていて、そんな調子で色んなものに噛みつきまくります。そういえばケン・チョンも元医者でしたが、元医者のコメディアンほど毒が強いのはなんででしょうか！
お医者さんだけあって非常に合理主義・科学主義的で、アジアの風習や迷信を理系的観点から一蹴します。時には「出産時の痛みと金玉が蹴られた時の痛み、どちらの方が痛いか？」というよく聞く与太話にも、お医者さんの知識からメスを入れていく上に本当に腹を抱えて笑えるので、とても頭がいい芸人さんなんだと思います。
なお、日本のNetflixでもジェイソン・レオンの番組は配信されているものの、日本語字幕がついてないんですよね！まだ日本での知名度がないからなのかわかりませんが、同じくマレーシア出身のコメディアンのロニー・チャンはいまやマーベルにも出演するビッグスターとなり、日本のNetflixでも2つのショーが配信されているほど有名人になりました。マレーシアって英語が公用語だし多文化主義国家だし、ネタが結構アメリカンコメディに通じるところがあり、マレーシア出身のコメディアンはこれからもっと世界的に有名になっていくんじゃないですかね。
ジェイソン・レオンのコメディに日本語字幕が付くことを祈りつつ、今後ハリウッド映画に出てきてもおかしくないと思うので、今のうちに是非覚えておきましょう！
