ChatGPTは映像製作のゲームチェンジャーになるかもしれない…

 昨日締め切りだった動画編集は俗に言うリリックビデオというもので、ミュージックビデオと違って撮影素材はない。ので、全てを利用可能なストックフッテージから探す必要があったのだが、これがもうトンデモない労力でなんとかならないかと考えた結果、今話題のChatGPTに作業を任せたらいいと思いついた。

 

 例えば、「銃」に関するストックフッテージが必要だったとしよう。ChatGPTに「動画の編集に使える銃のストックフッテージを探して欲しい。ただし、無料でないといけない。」と頼むと、いくつかのストックフッテージサイトで「銃」と既に検索かけたリンクを提案してくれたのだ。もちろん、改めてそれらのリンクから動画に合う銃の素材を探さないといけないが、この一手間をやってくれるのはとても効率がいい。

 

 また、現在絶賛編集中のコントで、あるシーンに合う音楽は『帝国のマーチ』だったが、もちろんそんな超有名曲を使えるわけがないので、ChatGPTに「『帝国のマーチ』と似ている曲を探して」と聞いたらいくつか提案されて驚いた。まあ、正直に言ってどれもそこまで似ている曲ではなかったけれど、これも時間の問題でどんどん精度が上がってくるだろう。

 

 動画制作において、リサーチというのは地味に時間がかかる作業なので、この業務を委託できるのはフリーランスとしてはありがたい。また、遊びで「映画の脚本を書いて」と聞いたら、これもあらすじ全部書いてくれたので驚きだ(面白いかどうかは置いておいて)。

 

 巷でもAIアートは流行っているが、AIがここまでできちゃうと、創作物に対しての信頼度が下がってしまうのは由々しき問題だ。しかし、仕事を効率化できるという点ではAIはとても使えるね。いつかこのブログの記事更新できない時も、ChatGPTに書いてもらおうかな…。