やー、今撮影帰りの車中でこのブログ書いてるんですけど、久々に酷い現場に入りまして、愚痴ブログになってしまうのをお許しください。僕は普段海外の作品やCMが日本国内で撮影する時に雇われる事が多くて、もう4年近く日本の現場からは離れていました。
理由は色々あるんですけど、やっぱり人権意識が雲泥の差なんですよね。このブログでも何度か書いていますが、一般的に日本以外の国のクルーは残業代があり、12Hの撮影時間を超えてしまうと残業代が発生するので、プロデューサーは12H以上の撮影を嫌がります。それでも無視して何体テイクも撮ろうと暴走する監督を、激怒したプロデューサーが止めて無理やり終了する場面も何度も見てきました。
まあ、その根底にあるのは残業代をケチりたいという層予算主義の企業精神からなんですけど、でもそもそも残業代が設定されているのは労働力を永遠に搾取しないための防衛策ですからね。
さてさて、本日は久しぶりに日本の撮影現場に入りました。普段海外系の現場をよくやる上司からヘルプとして誘われたのですが、2人で現場を回していて絶句しました。明らかに撮影を時間内に終わらせる気がないんですね。量もそうですし、午前中に集合して東京から2時間離れた場所で深夜まで撮影するというロジスティックもメチャクチャです。
本日0:30に撮影終了する予定と聞いて入ったのですが、撮影終わったのは1:30です。撤収やら何やらやって東京に戻る便が出発したのが2:00なので、帰京する頃には4:00ですよ!ちなみに、上司がPと打ち合わせした時は「3時に終わればいい方」と宣ってたそうなので、猛反対したそうです。
しかも今日は炎天下でしたので、その中で外での撮影は殺人的でしたし、実際現場で倒れたスタッフも目撃しました。幸い無事で済みましたが、こんな悪条件で撮影を進める判断をしたプロダクションはヤバいと思いますね。
そういえばなんですけど、僕が予定を押さえられたのは1週間前からなんですが、僕が今回の撮影の概要を聞けたのは昨日の夜です。で、香盤表が回ってたのが昨日の夜中だったんですけど、そもそもこの会社の人がちゃんと寝てるのか心配になります。しかもこの会社、そこそこ大手なんで、それでこの状態はビックリしました。
そりゃこんなギリギリの状態で仕事続けてたら若い人は残らないですよ。AIに仕事奪われて業界が潰れても仕方がないです。因果応報です。
最後になりますが、今足の裏がもう滅茶苦茶痛いんですけども、この仕事期間中どれくらい歩いたか見てみました。

あれ?思ったより歩いてないじゃん?と思ったら、日が変わったばかりなので2日連続の値であることを忘れてました。28894歩!いやー、あとちょっとで3万歩でしたね、勿体無い!狂ってやがる!
