『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を鑑賞。監督は前シリーズ『不死鳥の騎士団』以降4作品を手がけたデヴィッド・イェーツ、製作・脚本・原作・原案にJKローリング、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワード。キャストは一新されてエディ・レッドメインを主役に、キャサリー・ウォーターストーン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、コリン・ファレル、ロン・パールマンらが脇を固める。
続きを読む秋休みが始まった
サンクスギビングに向けて一週間の秋休みが始まった。僕は急遽予定が決まりましたが、月曜から木曜までシカゴに行く予定。
サンクスギビングとは何ぞや?と思う人は『アダムス・ファミリー2』が勉強になって可愛くて面白いですよ!
『アダムス・ファミリー』や『キャスパー』の頃のクリスティーナ・リッチの可愛さったらそんじょそこらの子役を蹂躙するほどだが、その後キャリアと共に胸の方もスクスクと育ち『バッファロー'66』で強烈なインパクトを残したのでありました。しかし最近は全く観なくなったなと思ってウィキペディアで調べたら、日本での最後の公開作品は『スマーフ2』なのであった…。*1
サンクスギビングの話題からまさか女優業の大変さについて想いを馳せるとは思ってもいませんでした。
*1:実際には今でも年一、二本のペースでアニメやインディペンデント系の映画などに出演している
いつか失明する気がする
最近はずっと編集中。今回は戦争映画チック(戦争映画とは言ってない)なことをやってるので、パス抜きやらキーフレームやらでパソコンと長時間にらめっこで目がシンドイ。
しかし小・中学生の頃パソコンにどっぷりハマってた時親に散々目も悪くなるし勉強もしないからパソコン弄るなと叱られてたんだけど、いまやパソコンを弄ることが課題だもんなぁ…。日々スマホも使うし趣味は映画を観ることだし、眼球への負荷が半端ない人生なのでいつか失明するんじゃないかとちょっと怖い。
マネキン・チャレンジが流行ってる
最近SNSでちょくちょく見るが、マネキンチャレンジというものが流行ってるらしい。
#manequinchallenge SHARE‼️ RT‼️ pic.twitter.com/k1BqR6iZ1p
— blackie (@pvrity___) 2016年10月26日
元となった(と言われている)のが、このフロリダ州ジャクソンヴィルにあるクラウン大学の学生によるツイート。集団でまるでマネキンのように微動だにせず固まっているところを長回しする、というシンプルなアイディアだがこれが若者の間で大受け。いまや全米の高校や大学でマネキンチャレンジに挑む学生たちが増えている。
どういうわけだか、レイ・シュリマーの「Black Beatles」が使われていることが多い。そして有名人たちもマネキンチャレンジに挑んでいる。
レブロン・ジェームズらクリーヴランド・キャバリアーズとミシェル・オバマ夫人!
ヒラリー・クリントン陣営!(選挙直前の時のもの)
フェニックス・サンズの試合にて。早々に腕を降ろしちゃう女の子が可愛い。
そしてなんと我がアーカンソーで作られた動画もバイラルになった!
これは水中なのでかなり高難易度!
どれも見てて面白いなぁ、これ日本でも流行らんかなと、よくよく考えたら我が国には時を止める系のAVというものが遥か昔から存在していたことを思い出したのでありました。AVの8割はヤラセだけどあれはガチ、中学の先輩が言ってた。
『バース・オブ・ネイション』は素晴らしかったのに…
もう2週間くらい前になるんですけども、『バース・オブ・ネイション』を観ました。
映画史に残る『國民の創生』(僕は前半だけ観たまま続きを観れてない…)に対する挑戦的な映画として大変話題になっていた作品で、残虐極まりない黒人奴隷に対する扱いを生々しく描くことで現代の「Black Lives Matter(黒人だって生きている)」運動を浮かび上がらせる傑作でした。抑圧に対する戦いを紡いでいけ、というメッセージが込められたラストも素晴らしいです。観に言った劇場でも黒人観客が多くて彼らのしんみりした表情が忘れられません。
ただし、この映画のIMDbの評価はたったの5.8(2016年11月16日現在)です。今年の賞レース最有力候補の作品として名高いにもかかわらず。
ただ、この理由はハッキリ言って明白で、監督・制作・脚本・主演を兼任したネット・パーカーが大学生時代に起こしたレイプ疑惑が明るみに出たからなんですね。彼がレイプを起こしたかどうかはハッキリしていません。そして事実だったとしたら擁護できるものではないでしょう。
だからといって、『バース・オブ・ネイション』がこのような低評価を受けることにはどこか釈然としない。IMDbはあくまで映画レーティングサイトのはずだ。しかし匿名性を良いことにどうも作品を不当に貶しめるために使われている気がする。新『ゴーストバスターズ』然り。*1
だいたいね、ネイト・パーカーがこんだけ叩かれるんだったらロマン・ポランスキー御大はどうなるんだよ!
1977年に未成年への強姦容疑の疑いがかけられたポランスキー御大はフランスに逃亡して作品を作り続ける。『おとなのけんか』は舞台がニューヨークなのにポランスキーがアメリカに入国できないからわざわざパリにセットを建てた!IMDbの人間は誰もポランスキー作品を叩いていないけど、ミレニアル世代が単純にポランスキーを知らないからではなかろうか…。そしてポランスキー御大は今後も2本の新作が公開待機中。
最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで
- 作者: 町山智浩
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