ナメられたくなきゃ髭伸ばせ!

 何度目か分かりません*1が、まーた髭を伸ばしております。しかし今回は髭伸ばし期間最長でございます。前も書きましたが、僕の家系は髭が薄いので一定の濃さになるまでみっともないんですけど、ようやく理想の1/10くらいに近づいてきた感があります。

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▲理想。改めて写真を貼って思ったが、道のりが遠い…。

 

 髭を生やしてる写真を撮ってインスタのストーリーでアンケートを取ったんですけど、半数以上は剃れって結果が出たんです*2が、いやでもまだまだ伸ばしますよ。やっぱり僕の顔は年齢の割に幼くて、アメリカで暮らしていくにはナメられがちだということに最近気づいたんですね。スピルバーグもルーカスも髭を伸ばし始めたのも、師のフランシス=フォード・コッポラがまさに「お前らナヨナヨして顔が幼いくてスタッフにナメられるから髭伸ばせ」と言われたからだ、という逸話がありますが、僕もスピルバーグやルーカスレベルの髭を目指します。

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▲在りし頃のスピルバーグと今のスピルバーグ

 

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▲在りし頃のルーカスと今のルーカス

 

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▲一時期のルーカスとジャバ・ザ・ハット。他意はない。

 

 で、まあこういうどうでもいい話題をする時って大抵前日に更新を忘れていたと木なんですね、すみません。で、最初に予言しておきますけど僕はたぶん今日も更新できません。花金なので、悪しからず。

 

スピルバーグ その世界と人生

スピルバーグ その世界と人生

 

 

*1:

 

*2:しかも女性投票者にはほぼ全員に剃れ言われました。

『二度目の人生を異世界で』問題について

 偶然ですが、ここ最近アメリカでも日本でも関係者のツイッター上でのヘイトスピーチが原因で、作品が中断される事態が起きています。

 

 前者はアメリカのABCの人気テレビ番組『Rosseanne』が主演のロザンヌ・バーの黒人への差別的ツイートを受けて打ち切りをけってしたというものです。『Rosseanne』はABCのトップ視聴率番組でもあるので、この思い切った決断は話題になりました。

 

 日本で起きた後者は、アニメ化予定だった人気ライトノベル二度目の人生を異世界で』の原作者まいん氏がツイッター上で過去に中国・韓国に対するヘイトツイートを行っていたことが発覚して炎上・参加予定だった声優が一斉に降板し、最終的にはアニメ化が中止となり、更には原作小説も出荷停止する事態となりました。

 

 

 僕は差別なんて超くっだらないことはこの世から無くなればいいと思ってますし、こうした影響力のあるクリエイターたちのヘイト発言に対して製作側が自浄作用を持つのはいいことだとは思います。これを切っ掛けに今後発言に影響力のある著名人たちやセレブたちはツイートする前にもっと投稿内容に慎重になればいいとも思います。

 

 ただ少し、今回の件で歯の間に物が挟まった感じがするのも事実です。『Rosseanne』の打ち切りと『二度目の人生を異世界』の製作中止は一見瓜二つの事件かと思われますが、前者はロザンヌ・バーが直近に行ったツイートに対する処分であるのに対し、後者は原作者が5年前に発したツイート、つまり過去の発言に対する処分なのが気になります。

 

 もちろん、ヘイトスピーチを行ったのが過去だからと言って許されるものでは到底ありません。その時傷ついた人だっているでしょうし、その当時知らなくても今そのツイートをたまたま見かけて不快な思いをする人だっているはずです。そういった意味でも当時のまいん氏の発言は軽薄だったと思います。

 

 しかし同時に、人は成長する生き物でもあります。過去に暴走族をして人に迷惑をかけていたけど、今は立派に先生をしている人だっているわけです。って例を持ち出すと『こち亀』の有名な不良更生の回が脳裏をよぎってしまいます*1が、それでも5年前の発言を元にアニメ化中止・出版停止は少し重すぎるんじゃないかと思います。もし百田なんたらとかいうどうしようもないネトウヨ作家みたいに態度を改めることなくデマやヘイトをまき散らしているならまだしも、今回の炎上を受けてまいん氏は謝罪もしていますしね*2

 

 

 もっというと今回の騒動で僕が何に一番違和感を感じるかというと、『二度目の人生を異世界に』のアニメ制作会社・出版社はただ「炎上したから」アニメ制作中止・出版停止したんじゃないかと疑ってしまうからです。下手したらヘイトスピーチ問題の深刻さも分かっておらず、ネットで騒動になったから「なんとなくPC的に対応しとくか」「アニメ化しても利益なさそうだな」くらいの意識で中止したのかもしれませんし、そうだとすると根本的な問題は全然解決していません。まあ、もちろんこれは僕の全くの妄想でちゃんとアニメ会社や出版社は事態を重く受け止めて今回の決定を下した可能性も十分にあるんですけど。。。

 

 どうもこの記事書いていても腑に落ちない感覚をいまだ抱いてはいますが、とはいえ冷酷に突き放してしまうと今回の騒動はまいん氏の自業自得、とも言えてしまうので、結局はヘイトスピーチなんかするもんじゃないですよ。皆仲良くやろうよ。

 

二度目の人生を異世界で1 (HJ NOVELS)

二度目の人生を異世界で1 (HJ NOVELS)

 

 

 

*1:ããã¡äº ä¸è¯ æ´çãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

*2:とはいうものの、僕は今回の騒動を受けて初めてまいん氏の存在も知りましたし、5年前のツイート以来ヘイト発言は行ってきていないのか、本当に現在反省しているのか、というのは正直分かりません。また、原作小説が南京虐殺を取り扱った難のある作品だということも知っています

『シェイプ・オブ・オートボット』

 昨日に引き続き予告編の話で恐縮ですが、『トランスフォーマー』シリーズのスピンオフ『Bumblebee(原題)』の予告編が公開されてこちらも話題を呼んでいます。

 

 『トランスフォーマー』シリーズと言えば、爆発王マイケル・ベイの大味なコッテコテのアクション映画(個人的にはそこが好きなんですが)として映画ファンからはよくバカにされる対象ではありますが、今回の『Bumblebee』は(少なくとも予告編から観た印象では)いつもと違う雰囲気で、話題となっているようです。

 

 というのも、今回の監督は傑作ストップモーション映画『KUBO クボ 二本の弦の秘密』を手掛けたトラヴィス・ナイトなので、そういった面でも注目を浴びています。なお、トラヴィス・ナイトは『E.T.』の影響を公言しており、よくよく考えれば1作目の『トランスフォーマー*1も『E.T.』や『未知との遭遇』、『激突!』へのオマージュが散見されていたことも考えると、原点回帰の作品になりそうですね。

 

 一方『Bumblebee』の予告編を見た一部アメリカ映画ファンは、ギルレモ=デル・トロにオスカーをもたらした『シェイプ・オブ・ウォーター』を思い起こす人も多いそうです。

あははは!確かにこう見ると似てますな!まあ『シェイプ・オブ・ウォーター』も乱暴に言ってしまえば『E.T.』をR-指定にしてラブストーリーにした映画だと言えなくもないので、確かに『Bumblebee』と『シェイプ・オブ・ウォーター』は同じ系譜の上にある映画なのかもしれません。そうするとあれですな、『Bumblebee』に期待するのは機械生命体と人間とのセックスですな!違うか

 

 

トランスフォーマー MPM-03 映画10周年フィギュア バンブルビー

トランスフォーマー MPM-03 映画10周年フィギュア バンブルビー

 

 

*1:なお、スピルバーグは『トランスフォーマー』の製作総指揮であった

『シュガー・ラッシュ:オンライン』の予告編に現代ハリウッド映画の潮流を見る。

 『シュガー・ラッシュ:オンライン』の予告編が公開されました。

 ディズニーが権利を有する『スター・ウォーズ』やマーベル、ピクサーなどのキャラが一堂に会していることが話題で、特に歴代のディズニープリンセスが夢の共演を果たしているシーンは圧巻です。

 

 それにしても僕はこの予告編を観た時、「うわ、『レディ・プレーヤー1』みたいだ!」と思ってしまいました。いや、もっと正確にいうと『レディプレ』の予告を去年見た時も「うわ、『シュガー・ラッシュ』みたいだ!」と思ったことを思い出しました。どちらもポップカルチャーの人気キャラクターが多数共演し、多少なりともメタ的なのが共通しています。

 

 様々な人気キャラクターが単品映画の枠を超えて共演をするマーベルがいまや映画業界の頂点を極めていることは皆さんも周知のことだとは思いますが、『シュガー・ラッシュ』や『レディ・プレーヤー・ワン』のようなポップカルチャークロスオーバー映画が続々作られているのは業界のシネマティック・ユニバース化*1が進んでいることと少なからず関係しているのでしょうね。

 

 さて、『シュガー・ラッシュ:オンライン』の予告編を観て僕が思い出したのは『レディ・プレーヤー・ワン』だけではありません。『シュガー・ラッシュ:オンライン(原題 Ralph Brekas the Internet: Wreck-It-Ralph 2)』はタイトルが示す通りインターネットの世界を舞台にしているようで、アマゾンやらTwitterやらお馴染みのサイトやSNSの世界が登場します。これって2017年の駄作映画シーンの話題をかっさらった『絵文字の国のジーン』と同じじゃないですか!

 

 

 いやぁ、まさか『絵文字の国のジーン』を劇場で観て頭を抱えていた時は、あの映画がディズニーの先を行く先進的な映画になるとは思いもよりませんでしたよ。あ、あと『絵文字の国のジーン』には中国市場を意識してかWeChatが登場し、『シュガー・ラッシュ:オンライン』には中国のオンラインショッピングモールである天猫が出ていますが、日系のブランドが全然登場しないんですよね。中国ネタが入るのは昨今のハリウッド映画のあるあるだとはいえ、日本企業頑張れよ!と思いました。*2

 

 

*1:ただし、クロスオーバー映画は今に始まったことではなく、マーベル以前にも『ロジャー・ラビット』や『フレディVSジェイソン』『エイリアンVSプレデター』もあったし、我が国でも東宝怪獣映画がシネマティック・ユニバースを構築していたことは留意されたし

*2:まあ、本編には出てくるのかもしれませんが…

嘘つき社会

 

 これ単体で学校という教育機関で大人が都合の悪いものを隠蔽するという腐りきった事件ですが、森友・加計、アメフトと続いて最近の日本は大人や権力者が嘘をつくニュースばかりで何かが狂っているようにしか思えません。しかも全部死人やケガ人出てるし。良心が痛むどころの話じゃないよね、この人たち全員アンドロイドやロボットかなんかじゃないんだろうか。つったら機械に失礼か。心を持たないブリキ男だってもっと人間らしいですからね。

 

オズの魔法使 (字幕版)