昨日更新できなかった理由

 昨日大学時代の友達と2年ぶりくらいにポケモン対戦を4:00くらいまでやってました。先読みの勘がずいぶん鈍っていました。このまま久々にレートバトルや育成にハマってしまうと時間がすぐに溶けていきます。ポケモンは依存症です。恐ろしいです。

 

 今日はしっかり更新します。

 

 

 

Apple Watchと1週間を過ごしてみて

 自分用メモ。厳密に言うと今週の火曜から使い始めたのでまだ一週間ではないが、結構慣れてきた。そもそもなんでApple Watchを買ったかというと、職種的にはさほど気にされないものの、社会人として腕時計をしないのはいかがなものかと常日頃思っていて、とはいえ腕時計に興味もないし安月給なのでン十万、百万もする高級なブランドは買いたくないし買えないし、と考えていたところ、Apple Watchだったらファッション性としても優れているし高くないし社会人用の時計として良い塩梅のエクスキューズになると思ったのだ。

 

 僕が買ったのは最新シリーズのApple Watch 4のGPSモデルで40mmのやつ。通常$399+税のところをebayで税込み$314.99で購入。くう~買い物上手!と思っていたら充電器が付いておらず、なおかつカバーなども買っていたら結局通常と変わらない値段になった。チッ。

 

 以下今のところのメリット。

  • 時間がすぐ分かる。アホかと思われるかもしれないが、ミレニアル世代の僕は時間は何時もスマホで確認していて、時間を見るのにポケットからスマホを取り出して画面を付けて、って手間が省けるのは相当にデカい。
  • 天気がすぐ分かる。これは設定している文字盤にもよるが、僕は日付と天気/気温も表示される文字盤にしているので、今の天気がすぐに分かって便利。いよいよ今日の天気返答マシーンと化している僕の家のAlexaちゃんが不要になってきてしまっている
  • 健康意識が高まる。せっかくApple Watch買ったんだし…という謎の勿体ない精神からランニングを始めるようになった。走った距離や消費カロリー、心拍数が表示されるのみならず、後でiPhoneで走った経路も確認できるのが楽しい。今のところ届いてから毎日続いている。
  • 通知がすぐ分かる。これも時間がすぐ分かるのと理由は一緒で、通知が来ていてもスマホを取り出すひと手間がいらないし、テキストやLINE、WeChatへの簡単な返信くらいだったらできる。あとLINE通知を確認しても既読が付かない。これ超大事。

 

 以下今のところのデメリット。

  • siriがクソバカ。置物と化した我が家のAlexaちゃんと比べてもAIの能力が高くない。色々指示出して「分かりません」が出てきた時引っ叩きたくなるが、引っ叩く相手がいないのは不幸中の幸い
  • 毎日充電が必要。充電フルで一日動き、就寝前に残量を確認すると48%くらい。2日くらいなら何とか持てそうだけど、こまめに充電しなきゃいけないのは腕時計として面倒くさい。多分僕が知らないだけで省エネの使い道があるはず。
  • 充電ケーブルが専用だから出張の時荷物が増える。僕はPC持ち歩くのが嫌でiPadを買って*1iPhoneとケーブル共用できるからラッキーなんて思っていたらApple Watchのせいでまた別途ケーブルが必要になった。といっても大した荷物じゃないけどね。

 

 今のところ総合して買って良かったとは思ってる。ちなみに電子マネー機能だが、キャッシュレス社会が進むアメリカなのに、僕は支払いの時必ず財布に手を伸ばす癖があるのでまだ実感できていない。あと、NYの地下鉄はペラッペラの紙カードを改札で読み取らせる方式なので、早くsuicaみたいなIC乗車券を導入して欲しい。多分改札でこそApple Watchは真価を発揮すると思うので。

*1:

僕の十八番

 ひゃー、更新忘れてましたし、立続いた出張の清算作業に追われて日本時間で日付が変わるまでにも更新できませんでしたので、はてなブログ今週のお題をポチっとな。

今週のお題「わたしの好きな歌」

 僕はカラオケで必ず一曲目でガンズ・アンド・ローゼズの「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」を歌います。

 

 何が素晴らしいかって、この歌を歌うのに歌唱力は必要が無いのです。地方に行くとアメリカのカラオケは大抵バーで皆の前で歌うシステムなのですが、白人ばかりの田舎町でアジア人が「シャナナナナナナナナナッ!」と裏返った声で歌うだけで大爆笑、その夜の主役は決まったも同じです。

 

 あと、NYだとアジア人が多いので、日本式の個室カラオケもたくさんあるのですが、日本人の人たちの前で歌うときは必ず吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」を歌います。

 

 

 このブログでも何回も書いてますが、僕はアーカンソーのクソ田舎で留学していた時は毎日この歌を聞いて多大な共感を抱いていて、こっちで歌うときは「銀座で山買うだ~」の部分を「タイムズスクエアで山買うだ~」に変えて歌うとウケますが、正直日本で歌ったらドスベりだと思うので助かってます。

 

 「俺ら東京さ行ぐだ」は調べれば調べるほど面白く、この曲が日本語ラップの走りだという話を聞いて目から鱗が落ちましたし、吉幾三本人が全く同じ曲調で「これが本当のゴルフだ!」という曲を歌っていると知って笑いました。

 

 

 

ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル

ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル

 

選ぶのは君だ

 今日は出張が立て続けていたので代休をもらい、参議院選の在外期日前投票に行って来た。海外から投票する際は在外選挙人登録が必要で、2ヶ月前までにわざわざ領事館に行って申請しなきゃいけないからしこたま面倒臭い。こういうことを言うと「流石だね」とか「意識高いね」とか驚かれることが多いが、そういう他人事みたいなことを言われる度に僕は正直日本の未来を憂いてしまう。

 

 僕としてはせっかく選挙権があるのだから、その権利を行使しようとするのは日本人として当然の行為だと思っているし、むしろ申請に手間がかかるとはいえ渡米してから4年間その権利を放棄してしまったことを大変悔いているくらいだ。その間日本の政治的状況は信じられないくらい悪化の一路を辿っており、しかし投票すらしていない僕はこの文句をどこにぶつけていいのかが分からなかった。

 

 ありがたいことに僕のブログは日々読者が増えているが、未だ大半はFacebookから辿ってくる知人たちだと思う。彼らの多くはノンポリで、リアルでは会ったことがない読者の方々にも政治に興味がない人は多いと思う。それを承知の上で、声を大にして言いたい。

 

 皆選挙に行こうよ。

 

 ここで僕は特定の思想を植え付けたり、特定の政党に票を入れることを促したりはしない。そんなのは自分で勝手に入れればいいし、僕が嫌いな政党や候補者でも投票者なりに理由があって投票したのなら別にいいと思う。

 

 でも僕たち一人一人の個人が社会を変えられる無限大の可能性を持っていることを自覚するのは大事なことだ。僕の知人の多くは「だって政治なんか分からないもん」と言うが、そんなの僕だってハッキリ言って全く分からないよ。いつもブログやツイッターで知ったかぶって色々書いてるけど、具体的にいつ国会が開かれてるとか実際今何が審議されているのかとか選挙の詳しいルールだとか知らないことだらけだ。

 

 でも少なくとも、僕たちには今の為政者達に対してイエスかノーの意思表明をする力は持っていて、それが選挙権で、人類が太古の昔から失敗を繰り返して作り上げた民主主義だ。未だに選挙や民主主義がない国だってあるから、日本ほど幸福な国はない。2016年の大統領選挙の時、「トランプは嫌いだけどヒラリーも嫌だから投票に行かない」なんて言っておきながらトランプが実際に当選すると文句を言っている人たちを見て歯がゆい思いをした。そういう悔しさを味わうのはもうたくさんだよ。

 

 本当は何も考えずに映画や音楽の話をしているのが楽しいのかもしれない。でもどの時代だって映画や音楽や絵画や小説や漫画などの芸術が一度たりとも政治的でなかったことはないのだ。

The Choice Is Yours

The Choice Is Yours

 

鬼か!

 元来食っても太らない体質で、マクドナルドなどのジャンクフードを愛し、「食事制限してストレスを貯めるくらいだったら、好きなもん好きなだけ食って幸せに早死にする」というのがモットーであった。

 

 しかし、体は順調に歳を食っているようで、ここ最近腹のたるみが顕著になって来た。度重なる出張では仕事先の人がアメリカでの食事の量を甘く見積もり、誤って料理を多めに注文しては余らせては「若い者は遠慮せず食えよ!」という押し付けがましい食ハラで全て僕に回す、という日々が続いていた結果、気がつけば学生時代からなんと7kgも太っていた。情けないのは腹以外の部分は細いままなので、まるでE.T.のような体型なのだ。

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 先日、寒々とした天気の中で凍えながら海に入った写真を笑えると思ってインスタグラムに投稿したところ、僕の意図を汲んでくれた人は少なく、代わりに一番多い反応は「太ったね」「やばい」といったものだった。こ、このままではやばい!昔の体型のゴーホームしなくては!

 

 という訳で、今週から出張先のホテルのジムでランニングを始めた。NYに帰ってからも継続しようと決め、ちょうど昨日購入したAppleWatchが届いていたことも追い風となり、飛行機疲れもなんのそので早速ランニングをすることにした。AppleWatchのランニングタイマーを30分に設定し、おお、これは便利な買い物をしたなと満足していた矢先、

 

 

開始5分で盛大にコケた。

 

 

 ガタガタになっていた道路で、アスファルトが掌の皮を深くえぐり、小指の肉の部分が引っかかって少し爪が剥がれた。暗闇でも分かるくらい血塗れである。横に車が停車していたが、地面に叩きつけられた東洋人を見てビックリしたドライバーの顔を今でも鮮明に覚えている。

 

 イッッッッッッッテェェェェェェ…!!!

 

 ひとまず傷口にばい菌が入らないように手を洗わなければ。近くのランドリーに駆けつける。

 

「いらっしゃい」とオーナーのおばちゃんがカウンターで挨拶をする。

 

「すみません、トイレはありますか?」

 

「あんた客?客じゃなきゃ使わせないよ」

 

「いえ、ランニングをしていて転んでしまいまして、手を洗いたいのですが……」

 

ここで同情を誘うために血塗れになっている右手を見せた。そしておばちゃんはしかめっ面をしながら、

 

「客じゃなきゃ無理!」

 

 

と僕を追い出した。

 

……いやいや、鬼か!

 

身も心もズタズタに傷だらけにされた僕は何とか血を口で吸い捨てながらひとまず30分完走し、部屋で一人泣きながら消毒&絆創膏を貼るのであった。