ここ10日間ブログの更新ができずに言い訳ばかりを続けておりましたが、ようやく出張が終わってひと段落着きました。（と言っても次の日からまた別の出張が始まるのですが…）
さて、今回の出張期間中大谷翔平が活躍しているエンゼルススタジアムに行った。（大谷を見に行った訳ではない）その時、長らく忘れていた記憶が脳裏を駆け巡ったのだ。
僕はスポーツにまるで興味がないまま大人になってしまい、当然の如く野球も例に漏れずどうでも良いと思っている。とは言うものの、僕には確かにエンゼルスファンだった時期がある。幾つの時だったかは忘れたが、僕が子どもの時カリフォルニア州アーバインに住んでいた時、友達とその父親に連れられてエンゼルススタジアムに試合を観に行ったのだ。
試合の結果がどうだったとか、当時のスター選手が誰だったかなんてまるで覚えてはいない。しかし、生まれて初めて行った野球場でホットドッグを食べたこと、そしてお土産用の小さい木製バットを買ってもらったことだけは鮮明に覚えている。僕はそのバットがお気に入りで、家に帰っても振り回していたことや訳も分からずエンゼルスをテレビで応援していたことを覚えている。しかし、いつしか興味も映画や漫画やゲームなどに興味が移ってしまい、今もそのバットが実家にあるかは定かではない。
そんな他愛もないことを今回の出張中にふと思い出してしまった。あれから20年近くは経っているが、まさか当時の僕は大人になったらLAとは正反対の地で働いているとはつゆにも思わなかっただろうし、今の僕も再びエンゼルススタジアムに戻ってくるとも思わなかった。そしてちょっと西海岸を恋しく思いながら、まさに今飛行機に搭乗口に並んでいるのである。
