忖度社会

 この記事を読んで妙に共感してしまいました。

 

 件の厚生労働省の職員が送別会を開いていた件は、時節柄や彼らの役職を考えるととてもではないですが褒められたものではありません。ただ、この「雰囲気壊すから」誰も「やめよう」と言い出せない経験、みなさんあるのではないでしょうか。僕がNYのクソブラック映像会社で働いていた時、本当に地獄みたいな飲み会や接待に散々参加させられましたが、とても「やめよう」なんて言い出せる空気ではなく、むしろみんな周りを見てお互いにしっかり酷い目にあって傷を舐め合うことを牽制している雰囲気すらありました。

 

 これは自戒の意を込めて書きますけど、迷走しているオリンピックから個人間の小さないざこざまで、日本社会が抱えている全ての諸問題の根幹にはこの「雰囲気を壊す」ことへの恐怖や過度に周囲に忖度してしまう癖があるんだろうなぁ、と思います。そして、残念ながらこれは国民性にかかわるものだと思うので、解決には長い時間がかかることが予想されまあす。

 

 まあ、こんな参加者が雰囲気を壊さないように顔を伺う飲み会なんて、クソ食らえですよ。その点、当ブログが隔週で開催しているオンライン飲み会は参加者全員平等な身分で気楽に参加できる楽しい飲み会であります!そんな楽しいオンライン飲み会は次回4/3に開催されるんですって!

日時:4/3(土) 21:00〜(予定)

配信:YouTubeチャンネル『スケッチブック』にて

www.youtube.com

参加条件:各自飲み物とおつまみを用意すること!

 

 今回募集しておりますお便りは

になります。『エヴァ』の話は未見の方のネタバレ対策のため、23:00以降とします。お便りの宛先はhktaiyakiあっとgmail.comか、TwitterのDM/リプライか、ここのコメント欄か、匿名メッセージサイトのマシュマロまで!

marshmallow-qa.com

 

 時事ネタからうまいこと告知に誘導できました。ブロガーの鑑!では、また今週末も楽しく飲みましょ〜

 

忖度と官僚制の政治学

忖度と官僚制の政治学

  • 作者:野口雅弘
  • 発売日: 2018/12/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)