車と女とセックス(1/16のお知らせ)

 疲れてるので短めに描くけど、今日は新年初めての撮影仕事で某オートイベントに行ってきた。ボカして書いたところで今週やってるオートイベントなんて限られているので調べたらすぐ分かるだろうが、便宜上一応濁しておく。*1

 

 で、生まれて初めてオートイベントに足を運んだ訳だが、極めて特異なイベントであることを知った。各企業が目玉の新車や商品をPRするブースを出しているのだが、どのブースにもエロさ満開のコンパニオンがいるのだ。そしてさらに異様な光景だったのが、コンパニオンが車の横でセクシーなポーズをとっている時だけカメラをぶら下げたおじさんたちが集まってシャッター音を鳴らし、女性たちが去ると一目散に消えていく。

 

 言わずもがな女性を性的に搾取したセクシズム溢れる会場だったけれど、僕が真っ先に思いついたのはカーウォッシュである。アメリカ映画などで車を泡立てて洗車するのをセクシーに描写するものであり、古今東西で車はセックスと結び付けられて描かれてきた。

 

 

 どうしてここまで車と女性がセクシーな表現として確立していったのか、その関連性は意味不明だ。が、社会的に成功して車と女を所有することが「男らしさ」の理想系であることを考えると結びつく。ジェームズ・ボンドアストンマーチンとボンドガールが欠かせないように。

 

 まあ、僕は車に興味がなく、カーマニアの方からすると文脈や歴史があるので門外漢にとやかく言われたくないだろう。僕も昨日今日知ったものを偉そうに批判するつもりはないけれど、F1だってレースクイーンを廃止したと聞く。当然女性の車ファンだっているのだから、車は男の夢として描くのは陳腐なんじゃなかろうか。

 

 そういや、あるブースの出演者は、完璧に整備を施した車を「まるで化粧をした女性のような美しさ」と表現していたな。

 


 

 と、短めに描くつもりがガッチリと書いてしまいました!1/16は21:00より「映画あるあるカルタを作ろう!」という配信企画を僕のYouTubeチャンネル『SKITBOOK』上で行う予定ですので、ぜひお越しください!映画ファンのあるあるを五十音全部575で作っていくだけの楽しい企画です!

 

 

*1:あと仕事だからしょうがなく行ったけど、人数制限しているとはいえ、ちょっとギョッとする量の人の数だった。僕が数日後にオミクロンにかかっていても不思議じゃないと思う